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小峰城の悲話 銀幕に 短編映画「おとめ桜」 白河で25日撮影開始

福島民報 8/25(木) 13:44配信

 福島県白河市の国史跡・小峰城跡を舞台にした短編映画「おとめ桜」の撮影が25日に始まる。製作委員会は24日、クランクインを前に市内の翠楽苑で会見し、関係者が映画の成功を誓った。
 これまでにも同市で映画撮影している横山浩之監督がメガホンを取り、芸能マネジメントなどを手掛けるピュアハーツ(東京)が製作に協力する。江戸時代初期に行われた小峰城の石垣工事で人柱として生き埋めにされた娘乙女と、その死を悼んで植えられたソメイヨシノ「おとめ桜」を巡る物語。乙女役をえのきさりなさん、乙女の父親で工事の責任者だった白河藩士和知平左衛門役を竹中直人さん、平左衛門の妻小絵役を高樹澪さんが務める。
 約25分間の短編で小峰城跡をはじめ南湖公園や白河関跡で撮影する。市や白河観光物産協会が撮影に協力し、10月の完成を目指す。同23日に開館する白河文化交流館「コミネス」で披露試写会を催すほか、国内外の短編映画祭への出品を予定している。
 会見には横山監督と高樹さん、えのきさん、円谷光昭副市長が臨んだ。横山監督は「江戸時代の話が中心だが、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に負けずに生きる人々の姿も描きたい」と抱負を語った。円谷副市長は「映画を通じて白河市の現状を発信し、観光誘客につなげたい」と期待した。

福島民報社

最終更新:8/25(木) 13:48

福島民報