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斎藤さん(県美術家連盟会長)入選 院展、県内在住者で唯一

福島民報 8月25日(木)13時48分配信

 日本美術院は24日、日本画の公募展・再興第101回院展の入選者を発表した。福島県内から唯一応募した院友の斎藤勝正さん(福島市、県美術家連盟会長)が「昇陽(安達太良山沼ノ平)」で入選した。斎藤さんの入選は春と秋を通じて13期連続30度目。
 斎藤さんは朝日が昇る安達太良山・沼ノ平の岩山を描いた。夜明けの空はサンゴ色に、山肌は紫鼠(むらさきねず)の岩絵の具を使い、臨場感を出した。「夜明けと福島の復興を重ねた。安達太良山のPRに役立てる狙いもあった」と話した。
 県内出身・ゆかりの作家では、高田峻典さん(千葉市、福島市ゆかり)が「音色」で奨励賞を受けた。小林希光さん(神奈川県海老名市、会津坂下町出身)、高橋俊子さん(鳥取市、会津若松市出身)、藤原まどかさん(千葉県松戸市、会津若松市出身)が入選した。
 院展は9月1日から16日まで東京都美術館で開かれ、306点が展示される。同人今井珠泉さん(東京都板橋区、白河市出身)は「風簫(ふうしょう)」、招待(無鑑査)の藁谷実さん(広島市、棚倉町ゆかり)は「廻廊(かいろう)」を出品する。

福島民報社

最終更新:8月25日(木)13時50分

福島民報