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27日の韓日財務対話 通貨スワップは議題にならず

聯合ニュース 8月25日(木)11時55分配信

【世宗聯合ニュース】27日にソウルで開催される韓日財務対話で、緊急時に両国間で通貨を融通し合う通貨交換(スワップ)の再開は取り上げられない見通しだ。韓国企画財政部の黄建日(ファン・ゴンイル)国際金融政策局長が25日の記者会見で、「通貨スワップは議題に含まれていない」と明らかにした。

 財務対話の議題は開催前に双方が案を出し合うが、韓日とも通貨スワップを挙げなかった。

 韓国と日本は2001年7月に通貨スワップ協定を結び、12年10月には上限が700億ドル(現在のレートで約7兆円)まで引き上げられた。その後、日本閣僚の靖国神社参拝や独島問題などによる韓日関係の悪化に伴い徐々に縮小し、昨年2月に協定を延長せず、終了した。

 麻生太郎副総理兼財務相は前日、韓国から要請があれば協定再開を検討する意向を示した。これに対し黄局長は「通常、通貨スワップは完全に合意ができるまでは話さない。麻生氏の発言も一般的なことを話したものとみられる」と述べた。

 韓日財務対話は2006年に始まり、今年で7回目。毎年開催するはずだったが、政治、経済的な問題から08年と10年、13年、14年は開かれなかった。今年は2年連続の開催となる。

 次官級会合から始まり、経済政策や予算などの担当局長が出席する分野別会合、柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相兼企画財政部長官と麻生氏による財務相会合と続く。日本からは35人前後からなる代表団が来韓する。

 黄局長は「両国財務当局のトップと次官、関連室・局長が出席し、業務全般を話し合う」と説明。海外の経済状況が芳しくない中で日本との政策協調を強化することに意義があるとした。

 また、域内の金融市場の安定策や国際金融機関での協力強化についても協議する見通しだ。特に最近台頭する世界的な保護貿易主義への共同対応を重点的に話し合う。

最終更新:8月25日(木)12時33分

聯合ニュース