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<千葉県議>団体視察の報告書、内容同じ 文章共有が常態化

千葉日報オンライン 8月25日(木)11時2分配信

 海外や国内への団体視察時に税金が原資の政務活動費を充てた県議が個別に提出する報告書を巡り、同一文章の共有が千葉県で常態化していることが24日、開示された報告書などで分かった。同じ行き先の議員間で、一部議員がまとめた文を写して共有しており、主観的な表現も同じ。意義や成果に対する議員ごとの受け止め方が見えず、手抜きだとの批判も生じそうだ。

 議長に提出された昨年度の報告書によると、自民党の県議計14人の台湾視察や同党と民主党(当時)、維新の党(同)の計9人の欧州視察など3件の海外視察で、それぞれ文章を共有。国内視察や2013年度の海外視察も同様だった。

 対象の視察に参加した県議は「内容は同じだが、参加議員が意見を出し合った結果」と説明した上で「慣例で続いてきたはず。同一でいいのかとの指摘もあると思うので、他県の状況も知りたい」と話した。参加していない会派の県議は「県民への説明責任が生じるのでは」と指摘した。

 県議会事務局は「使途の十分な説明ができれば、グループ共通の報告書でも不適切ではないが、県民からより理解されるやり方も考えていきたい」とした。

最終更新:8月25日(木)11時2分

千葉日報オンライン