ここから本文です

板倉町新庁舎 4業者落札も… 合併協議中で建設案可決不透明

上毛新聞 8月25日(木)6時0分配信

 2017年度末の完成を目指す群馬県板倉町の新庁舎について、町は24日までに、建設関連工事の一般競争入札で、共同企業体を含む4事業者が落札したと明らかにした。落札額は総額14億1650万円で、町は契約の同意案を町議会9月定例会に提出する方針だが、館林市との合併協議を控えて建設に賛否があり、可決に不透明感も出ている。

◎「計画の再検討を」「防災拠点として」…賛否両論

 1958年に完成した現庁舎は老朽化している上、耐震性が低く防災拠点としての機能維持が難しいなどとして、町は現庁舎の東約500メートルに、延べ床面積で2倍近い新庁舎の建設を決めた。

 一方、町は6月に同市との法定合併協議会を設置し、合併に向けた議論を本格化。建設に慎重な町議は24日、上毛新聞の取材に、「合併協議の行方次第では計画されている規模の庁舎は不必要。計画を再検討すべきだ」と述べた。

 11月に任期満了を迎える栗原実町長は新庁舎について、「合併も想定して検討してきた」とする。歴代の区長ら約40人でつくる団体は7月下旬、新庁舎建設を求める要望書を町と町議会に提出。建設に前向きな町議は24日、「これまでの議論を尊重し、防災拠点としての機能の必要性からも現計画で建設すべきだ」と話している。

最終更新:8月25日(木)6時0分

上毛新聞