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note発・cakesで人気のエッセイスト スイスイの「色で文章を紡ぐ」創作術

SENSORS 8/25(木) 15:00配信

コンテンツプラットフォーム「cakes」で人気連載「メンヘラ・ハッピー・ホーム」を展開中のエッセイスト・スイスイさん。「note」のクリエイターコンテストの入賞をきっかけにエッセイストデビューを果たした彼女は、元CMプランナーで二児のママ。「メンヘラはネガティヴなことではない」など独自の感性を持つスイスイさんに、コラムを書く上での創作術についてお話を伺った。

【元記事】note発・cakesで人気のエッセイスト スイスイの「色で文章を紡ぐ」創作術

『メンヘラ・ハッピー・ホーム』はメンヘラだったというスイスイさん自身の半生を、リア充となった今の視点から振り返っていくエッセイ。メンヘラ時代の強烈なエピソードと鋭い考察で、「メンヘラ」の習性・生態系・本質を明らかにしていく。

■noteでコラムを発表し、cakesでエッセイストデビューを飾るまで

新卒でリクルートに入社後、CMプランナーへ。昨年度よりエッセイストとして活動しているスイスイさんだが、noteでコラムを書き始めるきっかけ、そしてcakesで連載を持つまでの経緯はどのようなものだったのだろうか。


--コラムを書き始めるにあたり、なぜ「note」を選ばれたのでしょうか?

スイスイ:noteを初めに気に入った理由は単なる日記やブログだけではなく、漫画のような作品まで載せられる、クリエイターに開かれたプラットフォームだと思ったからです。
書き続けたいと思ったのは、編集部による「noteのおすすめ」があったから。記事を書いた人が有名人ではなくても、「スキ」が多く付いていなくても、編集部が面白いと思ったものをピックアップしてくれます。これによって新しい読者の方も付いてくれたことが、私がnoteにハマった理由かもしれません。

--noteでコラムを書き始めてから、cakesで連載を持つに至った経緯を教えてください。

スイスイ:去年の9月頃、本格的にnoteでエッセイを書き始めました。その翌月クリエイターコンテストが開催されることが発表されたんです。私はすごく真面目な性格なので、仕事も辞めて、友達からの約束も入れないようにしました。この一ヶ月間、子供が昼寝をしている間に集中的に執筆。さながら受験勉強のようでしたね(笑)
下書きには90記事近くありましたが、その中から「これは」と思うものを毎日上げ続けていきました。その中でも特に、「【SNSで「私は人に恵まれている」と書きたい系女子】別名【フライ級女子】が気づかせてくれた大切なこと。」などは好評でしたね。


Facebookの投稿で、言われてみればたしかに見かけることの多い「私は人に恵まれている」という一言。スイスイさんは「読むだけで脳に熱量を消費させるハイカロリーなこの言葉が、揚げ物のように見えてきた」といい、こうした言葉をSNSで使う女性を“フライ級女子“と名付けた。
誰もがなんとなく感じている違和感を次々に言語化していく、その着眼点の鋭さには独特の感性が見え隠れする。


スイスイ:出産後、今日が初めての取材なんです。なので今日のために万田酵素を飲み続けたり、ダイエットをしたり、美容院に行ったり、服を新調したりしてきました。出産の後は体重も増えるし、髪も少なくなる。こういうことは本来言いたくないし、書きたくもない。だけど、私の中で言いたくないことをそのまま言わずにいると、どこか気持ち悪くなってしまうんです。だから恥ずかしいことは隠すことなく、書いたり、口に出したりします。

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最終更新:8/25(木) 15:00

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