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【中学受験】5年生の今、理科を苦手にしないためにやっておきたいこと

ベネッセ 教育情報サイト 8/25(木) 14:00配信

5年生になってから、理科が苦手になるお子さまは数多くいます。その大きな原因は、原理・原則の理解が不十分で、科学的な考え方が身に付いていないためといえます。そこで、つまずきやすい単元を例に、理科の苦手克服法についてお話しします。

原理を理解し、理由を一文で答える習慣を

たとえば、よく出題される水溶液の問題。コップに食塩を溶かして食塩水を作ったところ、食塩が溶け残って底にたまりました。コップの底のほう、真ん中辺り、上のほうで、濃度はどう違うでしょうか。
「溶け残った食塩に近いから、底のほうが濃い」と答えてしまうお子さまが多いのですが、答えは「どこも同じ」。そうなる理由は「食塩が一様に溶けているから」です。「水に物質が溶けて透きとおり、どこも一様の濃さになっている」のが水溶液の定義です。この原則をしっかり理解していないと答えられません。

近年の中学入試では、基本的な原理・原則を使って理由を答えさせる記述問題が増えています。理科の記述問題は一文で答えるのが基本です。
ですから、苦手な単元は、そこに出てくる原理を理解できているか、学校の教科書に戻って確認する必要があります。そのうえで、ある現象について理由を問われた時、どの原理が使えるかを考え、一文で答える習慣を付けるようにしてください。

てこの問題は、二つの原理を使えば必ず解ける

苦手なお子さまが多いのが、てこや滑車、ばねなどを使った力学の問題です。しかし、どんなに複雑に見える問題も、次の二つの原理を使えば解くことができます。

おもりの重さ×支点からの距離(てこを左回りに回そうとする力)
=おもりの重さ×支点からの距離(てこを右回りに回そうとする力)

上向きの力=下向きの力

てこやモビールが釣り合っている時、支点がどこで、どの力とどの力が釣り合っているかを見極め、この法則を当てはめる癖を付けていきましょう。

また、棒の重さを考える場合は、棒の重さは重心にかかっていると考えます。「重心のところにおもりが下がっている」と考えればよいのです。目に見えない重心を、おもりに置き換えて可視化する癖を付「ければ、解けるようになります。

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最終更新:8/25(木) 14:00

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