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ハム杉谷が決勝打 “大当たり”の一日も「打ったことだけ書いてください!」

Full-Count 8月25日(木)10時8分配信

守備から出場で3連勝に導く2点打、栗山監督から「勝負するぞ」で大仕事

 日本ハムの杉谷拳士内野手が25日のロッテ戦(QVCマリン)で決勝2点タイムリーを放った。

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 同点の8回2死満塁、南の145キロ直球を右前へ打ち返した。出場4試合ぶりの打点が勝ち越しの2点打。チームを3連勝、70勝一番乗りへ導いた。

「チーム全員で作ったチャンス。気持ちが入った打席になったなと思います。チャンスになったら積極的に打ててなかった。ファーストスイングからしっかり打ちにいこうと思いました。めちゃくちゃ嬉しかったです」

 前日23日は2番スタメンも3打数無安打。この日は7回の守備からの途中出場だった。巡ってきた勝ち越しのチャンス。栗山監督から声をかけられた。

「『勝負するぞ』と言ってもえました。なんとかしたい気持ちでした。途中から出させてもらって、(監督の言葉で)気持ちがスッキリしました」

 試合前から“大当たり”だった。打撃練習中に近藤がティー打撃した打球が跳ね返って直撃。さらに、守備練習中にも打球で右手中指を突き指し、患部から流血したという。

「恥ずかしいですね。(ノックの打球で流血し)恥ずかしいです。かっこ悪いですね。打ったことだけ書いてください!」

ベンチでは「あそこで打たなかったら…」と手荒い言葉で祝福

 途中出場の試合が多いが、ベンチでは常に試合に出ているつもり。相手バッテリーの配球、打球予測を欠かさないようにしている。

「試合に出てなくても試合に出ているつもりで。なんでもポジティブにというか、考え方が良くなってきたと思います。大事な場面で一本出た」

 ベンチでは田中賢らから「あそこで打たなかったら…」と手荒い言葉で祝福されたという。いじられ役で、チームの雰囲気を明るくするムードメーカーだ。

「ホークスを倒したい思いは全員があると思うので、1日1日必死に戦ってます。残りも少なくなってきたが、1試合1試合熱い試合をやっていきたいです」

 栗山監督から「最後は魂。今日は拳士がよく打った」と賛辞を贈られた25歳。マイナス0.5差で追うソフトバンク追撃へ、欠かせない戦力となっている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:8月25日(木)10時8分

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