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壁洗浄してクジラ泳ぐ 葉山でインク使わぬエコアート

カナロコ by 神奈川新聞 8月25日(木)17時19分配信

 高圧洗浄機で汚れを落とすことで描いた巨大な絵が、葉山町立図書館(同町堀内)近くの壁にお目見えした。インクを使わないエコなアートとして「リバースグラフィティ」と呼ばれ、国内作品は珍しいという。

 高さ約3メートル、幅約25メートルの“キャンバス”に巨大なクジラのイラスト。脇には小さな魚の群れ。排ガスや土ぼこりで黒くなった周囲の壁に比べ、薄い色でスタンプを押したように描かれている。

 自宅近くの壁にリバースグラフィティを制作していた音楽家福田敬三さん=同町在住=が町に提案。町は「環境保全や芸術のまちをアピールできる」と制作を決めた。

 8月中旬に福田さんと知人のアーティスト、町職員が高圧洗浄機をスプレーのように扱い、描きたい部分だけ汚れを落とした。通り掛かった子どもたちも飛び入り参加し、町民からは「きれいで明るくなった」と好評という。

 絵は1~2年はもつ見込みで、町は第2弾も検討している。

最終更新:8月25日(木)17時29分

カナロコ by 神奈川新聞