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スコット&リバース、ウィーザーのブライアンも飛び入り参加した再始動&新曲発売の記念公演を開催

Billboard Japan 8月25日(木)20時0分配信

 ウィーザーのフロントマン、リバース・クオモとアリスター/MONOEYES等で活躍するスコット・マーフィーによるプロジェクト=スコット&リバースが、再始動&新曲発表を記念して、一夜限りの単独公演を行った。

 それぞれウィーザーのヴォーカル&ギター、MONOEYESのベーシストとして【SUMMER SONIC 2016】に出演し、日本のロック・キッズを沸かせたリバース・クオモとスコット・マーフィーが、タッグを組んで一夜限りの単独公演を敢行した。そう、あの“邦楽”デュオ、<スコット&リバース>が2年ぶりに帰ってきたのだ。

 日本を励ましたい、元気づけたいという想いで繋がったふたりが、スコット&リバースを結成したのは2008年のこと。全編日本語詞のオリジナル・ナンバー(+木村カエラ「Butterfly」のカヴァー)による、デビュー・アルバム『スコットとリバース』が2013年にリリースされ、フェス出演も含めた来日ライヴも開催された。ファンはご承知の通り、自身のパーマネントなバンド、アリスターとソロ名義でのJ-POPカヴァーでも人気のスコットは、かねてから日本語がペラペラで、リバースの奥様は日本人。メディアの取材だって、日本語で行っている。

 そんな彼らの「タダイマーッ!」からライブがスタートすると、1曲目の「BREAK FREE」から大合唱。「カヴァー、やっちゃってイイ?」(スコット)と始まったスコット・マーフィーの傑作パンク・カヴァー「ドラえもんのうた」では、「ハイ! タケコプター!」の絶叫が巻き起こり、「半分、カヴァー、やっちゃってイイ?」(リバース)とプレイされたウィーザー「サーフ・ワックス・アメリカ」では、なんとウィーザーのブライアン・ベル(Gt)が登場してフロアが狂喜乱舞と、全曲クライマックス状態だ。

 もちろん、今回の来日に先駆けて発表された「Doo Wop」と「FUN IN THE SUN」の新曲2曲も披露された。強烈にエッジーかつキャッチーなロック・ナンバー「Doo Wop」、レゲエにラップ、そしてパワー・ポップが絶妙に融合した「FUN IN THE SUN」と、ともに素晴らしい出来映えだが、ライブでの即効力もハンパじゃない。ふたりのソングライターとしての実力に、改めて脱帽。さらには、今後発表予定だという新曲「変わらぬ想い」もお披露目されたのだが、こちらはAメロBメロが印象的なバラードで、聴き手の心をぐっとつかむ。「今年、スコリバノ、新ラシイCDデマス」(リバース)という2ndアルバムは、名盤1stを超えてくるかもしれない。

 客席から「元気?」と聞かれたリバースが「元気デス。オケガサマデ」と答えると、スコットが「日本語、大丈夫?」と突っ込んだり、リバースが「ハジメノ、ライブデス」と言えば、スコットが「初めのライブじゃないけど、初めてライブでやる曲」と通訳したり、腕を上げた(!?)ボケとツッコミを随所に織り交ぜながらのライブは、曲の途中からスコットがドラム、リバースはヴァイオリン~キーボード~ベースと楽器を持ち替えた「おかしいやつ」でスパークし、曲終わりでふたりがフロアに差し出したギターを何本もの手が弾いた「HOMELY GIRL」で、本編が終了。再びブライアンを迎えてのウィーザー「アイランド・イン・ザ・サン」と、ほんのり切なくも力強い「君と二人で」の美曲2曲のアンコールで、2年ぶりの再会のステージは名残惜しくも幕を閉じた。
   
 スコットとリバースが<スコット&リバース>として、こうして戻ってきてくれたことが本当に嬉しいし、新作とそれを引っさげた再活動が、早くも待ち切れない。

 先日、2つの新曲「Doo Wop feat.キヨサク(MONGOL800)」「FUN IN THE SUN feat. PES(RIP SLYME)」を電撃リリースし、2年振りに活動を本格始動したスコット&リバース。今後のリリースと本格ツアーへの期待がさらに高まる。

Live photo by Yoshika Horita
Live report by Hiro Suzuki

最終更新:8月25日(木)20時0分

Billboard Japan

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