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“雑味も旨味” 鶴、結成14年目の傑作『ニューカマー』を引っさげての全国ツアースタート

Billboard Japan 8月25日(木)20時0分配信

 8月10日に自主レーベル Soul Mate Recordでは通算4作目となるニューアルバム『ニューカマー』をリリースしたロックバンド 鶴が、全国15か所をめぐるツアー【TOUR 2016 「ニューカマー ~選ばれし者達~」】をスタートさせた。

 昨年から今年にかけて行った47都道府県を周るツアーや、5月に東名阪で開催した新曲のみで構成するワンマンライブと、近年はライブ三昧の日々を送ってきた彼ら。チャレンジ満載の傑作と高評価を得ている新作『ニューカマー』のリリース翌日からはアコースティックミニライブ&サイン会なども行ってきたが、8月21日に【TOUR 2016 「ニューカマー ~選ばれし者達~」】の初日となる埼玉 西川口LIVE HOUSE Hearts公演を開催した。


 この日は、新作の評判やツアー初日ということもあり、会場には一時ドアが閉まらなくなるほどの観衆が詰めかけた。ステージに登場したメンバー3人は、『ニューカマー』収録曲はもちろん今年1月にリリースした前アルバム『ソウルのゆくえ』からのナンバーも数多く披露。前述した通りのライブ本数をこなしながらの多作ぶりには驚かされるが、それだけバンドが良い状態だということは、ライブステージからも見て取れる。

 ライブMC中、秋野温(うたギター)は『ニューカマー』を「全国をまわって吐き出してきた感情や感覚が詰め込まれた作品」と自ら評したが、本格派の骨太なロックサウンドから胸を打つグッドメロディのバラード、コミカルなファンキーミュージックに超絶テクがほとばしるハイテンションなチューンまで。同作にはロックファンなら思わず耳を傾けるであろう強烈なキャラクターの名曲が揃いに揃っている。そうした収録曲の数々を、実直に鍛え上げてきた3人の巧みな演奏力と、鼓膜から心までダイレクトに響く秋野の伸びやかな歌声で届けられていくのが今回のツアーなのだ。

 今回のセットリストにはリード曲としてミュージックビデオも公開された「THAT'S ME」も含まれているが、エネルギッシュなサウンドに乗せて歌われる“無駄なものなんてない 無駄なものばっかだ / 雑味も旨味だ”という歌詞は、今の鶴を表するに最適な言葉といえるだろう。


 ツアーは今後、全国各地で開催されていくが、ワンマンのみならずカルメラやフラチナリズム、セカイイチらゲストバンドを迎えての公演も予定されている。鶴は10年を超えるキャリアを持ちながら、今なおあらゆる要素を取り入れながら成長しているバンドだ。10月16日に開催する沖縄でのツアーファイナルでは、『ニューカマー』がどのような進化を遂げたのかを見せつけてくれそうだ。


撮影:杉岡祐樹

◎アルバム『ニューカマー』
2016/08/10 RELEASE
POCS-1480 2,500円(税込)

◎【「ニューカマー」アコースティックミニライブ&サイン会】
8月28日(日) 北海道 タワーレコード札幌ピヴォ店
8月30日(火) 宮城 タワーレコード仙台パルコ店
9月8日(木) 広島 タワーレコード広島店
9月19日(月・祝) 東京 タワーレコード新宿店 7F イベントスペース
※ミニライブ観覧はフリー

◎【TOUR 2016 「ニューカマー ~選ばれし者達~」】
8月21日(日) 西川口LIVE HOUSE Hearts(終了)
※ワンマン公演
8月28日(日) 北海道 札幌COLONY
ゲストバンド:Jake Stone Garage、HAMBURGER BOYS
9月1日(木) 三重 四日市Club Chaos
ゲスト:カルメラ
9月3日(土) 福岡 小倉FUSE
ゲストバンド:ノンフィクション、O.A mono
9月4日(日) 福岡 Queblick
ゲストバンド:フラチナリズム、ポタリ
9月6日(火) 山口 LIVE rise SHUNAN
ゲスト:カルメラ
9月10日(土) 愛媛 松山 W Studio RED
※ワンマン公演
9月17日(土) 新潟GOLDEN PIGS BLACK
※ゲスト有り
9月22日(木) 京都 磔磔
※ワンマン公演
9月24日(土) 神戸 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
※ゲストバンドあり
9月25日(日) 岡山 PEPPERLAND
※ワンマン公演
10月2日(日) 福島 Out Line
ゲストバンド:セカイイチ
10月8日(土) 長野 松本ALECX
※ワンマン公演
10月10日(月) 神奈川 Club Lizard Yokohama
※ワンマン公演
10月15日(土) 沖縄 那覇Output
※ワンマン公演

最終更新:8月25日(木)20時0分

Billboard Japan

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。