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尖閣含む離島警備強化に674億円 海保、大型巡視船3隻新造へ

沖縄タイムス 8月25日(木)16時20分配信

 【東京】海上保安庁は24日、尖閣諸島を含む離島・遠方海域などにおける警備活動の強化として、2016年度第2次補正予算案に総額674億円を計上した。過去最大だった15年度補正予算255億円を大幅に上回る増額となった。

 尖閣諸島周辺海域での中国公船による領海侵入の頻発や外国漁船による違法操業への対応などを目的に、ヘリコプター搭載型巡視船2隻と大型巡視船を新造する。

 海洋監視能力の強化として新型ジェット機も新規で整備する。

 また、宮古島に配備する機動性の高い巡視船3隻の新造と、すでに予算化されている同2隻の建造前倒しの費用も盛りこんだ。19年に配備する予定。

 石垣市を拠点に「尖閣警備専従体制」として活動する保安員らの宿舎の建設工事も前倒しで進める。

 海上保安庁の担当者は尖閣諸島での事態を念頭に「わが国の周辺海域を取り巻く情勢を考慮し、喫緊に対応していく必要がある」と述べ、大幅な増額理由を説明した。

最終更新:8月25日(木)16時20分

沖縄タイムス