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梅の講座、全国に出前します

紀伊民報 8月25日(木)16時33分配信

 和歌山県のJA紀州とJA紀南、みなべ町、田辺市でつくる梅食育普及促進協議会(会長=久保秀夫JA紀州組合長)は23日から、全国の小学校などに出向いて梅の産地や機能性などについて教える出前講座を始めた。児童は説明を聞いたり、ジュース作りで梅の実を触ったりして、その魅力に感心した様子で、講師を務める職員も手応えを感じている。

 協議会の事業で3月、梅の食文化継承や消費拡大を目的に、和歌山の梅の歴史や機能性などを漫画で紹介する「梅パワーのひみつ」(学研プラス発行、128ページ)を発刊。学習教材として、全国の国公私立小学校(養護、ろう学校含む)や公立図書館に寄贈し、出前講座の希望を募ったところ、北海道から沖縄県まで全国の125校から希望があった。

 協議会は日程を調整しながら2年かけて、職員や農業者団体などから講師を派遣し、希望があった学校を回る計画。

 「梅パワー出前授業」と題し、みなべ町うめ課課長補佐の平喜之さん(47)、鴨本博基さん(44)の2人が23日は山形県新庄市升形小学校の5、6年生11人を対象に、24日は同県遊佐町藤崎小学校の2年生23人を対象に講座を開いた。

 梅ジュース作りでは、材料の冷凍梅から漂う香りに、子どもや教諭が「良い匂い」と驚き、事前に送った白干し梅を学校給食で食べて、本場の梅干しの味に「おいしい」と感想が寄せられたという。

最終更新:8月25日(木)16時33分

紀伊民報