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悪質商法の録音モニター募集

紀伊民報 8月25日(木)16時33分配信

 悪質商法の勧誘など消費者被害が深刻化していることを受け、和歌山県は固定電話の通話内容を録音する機器を1人暮らしの高齢者ら500人に無料で貸し出す。使用効果を確認するモニター事業で、悪質商法の抑止につなげたいという。

 固定電話に簡単に設置できる機器で、県が国の交付金を活用して500台を購入。モニター事業に手を挙げた県内27市町に高齢者の人口に応じて配分する。紀南では北山村を除く印南町以南全市町が対象になるが、みなべ町については公募はせず、町が必要性の高い町民に依頼する。

 呼び出し音が鳴る前に、発信者に対して「振り込め詐欺など犯罪被害防止のため、会話内容が自動録音されます」とのメッセージを流して警告し、会話を録音する機器。着信時に発信者の電話番号が表示されるサービスに加入している場合、特定の相手にメッセージを流さない設定も可能という。

 募集期間は9月の1カ月間。対象は65歳以上の人で、1人暮らしや高齢者のみ世帯などの条件もある。一部機種で工事が必要になる場合もある。毎月50円の電気代は使用者が負担する。

 県は来年3月ごろに使用効果についてアンケートを取る。結果をまとめて広報し、購入を検討する人の参考にしてもらう。

 問い合わせは県の県民生活課(073・441・2345)へ。申し込み手続きについては、各モニター事業実施の市町へ。

最終更新:8月25日(木)16時33分

紀伊民報