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女性視点でトイレ見直し、金沢市が専門チーム発足 市有施設など対象に検討

北國新聞社 8月25日(木)2時40分配信

 市は文化、観光、体育施設などのトイレを見直すため、女性職員でつくる専門チームを発足させる。市有施設のトイレ空間の現状や課題、改善策を女性の視点に立って整理する計画で、金沢歌劇座のトイレ増設や民間施設に対する表彰制度の創設などを検討する。北陸新幹線開業を受け、観光客を迎える環境を充実させるとともに、市民生活の快適性向上につなげる。

 専門チームは「これからのトイレSOZOチーム」と名付け、女性職員9人で構成する。環境政策課温暖化対策室の川端淑愛室長がリーダーを務める。9月6日に初会合を開く。

 芸術ホール・文化施設や観光施設、体育施設、市庁舎、屋外公衆トイレ、民間商業施設、一般オフィスが対象で、施設ごとに「数の不足」や「不潔」「子連れで使いづらい」「場所が分かりづらい」といった課題を洗い出す。さらに、おむつ替えや授乳スペース、パウダールームなど、求められる機能を探り、改修方針をまとめる。

 具体的にはトイレの維持管理で、市民が主体となって美化活動を進める「アダプト制度」の導入を検討する。金沢歌劇座のトイレ増設やトイレマップの作成、トイレ環境が優れた民間施設の表彰制度創設についても協議する予定で、来年度の施策に反映させる。

 市は新幹線の開業効果を持続させるため、「まちのもてなし力を高めることが重要」(企画調整課)と考え、トイレに絞った専門チームの発足を決めた。川端室長は「金沢を訪れる観光客や市民にとって快適なトイレ空間となるよう、チームのみんなで知恵を絞りたい」と話している。

北國新聞社

最終更新:8月25日(木)2時40分

北國新聞社