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クレディ・スイスの子会社戦略、「野心的過ぎる」と競合銀行CEO

Bloomberg 8月25日(木)1時28分配信

クレディ・スイス・グループは2017年の株式一部公開を検討する子会社スイス・ユニバーサル銀行について、高い利益率目標を設定している。だがこの目標は野心的過ぎるかもしれないと、同国リテール金融機関数行の幹部はみている。

目標に懐疑的な見方を示したのは、バリアント・ホールディング、チューリヒ州立銀行、ライファイゼン・スイス、ポストファイナンスの各行最高経営責任者(CEO)。スイス・ユニバーサル銀行の利益目標はティージャン・ティアムCEOが昨年打ち出した広範な改革の一部として設定され、税引き前利益を2015年の17億フラン(約1770億円)から18年には23億フランに伸ばすことが掲げられた。

これについて、個人や中小企業向け融資に注力するバリアントのマーカス・ギガックスCEOは23日のインタビューで、「成長か利益率かどちらかなら達成できるが、両方は無理だ」と指摘。競争の激しい市場で、利益率を大幅に向上させるのは難しいとも付け加えた。

ティアムCEOはスイス・ユニバーサル銀行の株式20%から30%を売却し、40億フランを調達することを模索している。

原題:Credit Suisse Plans for Swiss Unit Seen Too Ambitious by Rivals(抜粋)

Jan-Henrik Foerster, Jeffrey Voegeli

最終更新:8月25日(木)1時28分

Bloomberg