ここから本文です

カーライル、過半数出資のESG全株売却へ-ヘッジファンド事業低迷

Bloomberg 8月25日(木)13時47分配信

米投資会社カーライル・グループは過半数を出資するヘッジファンド運用会社エマージング・ソブリン・グループ(ESG)の持ち株を全て手放す。出資後5年しか経ていないが、ヘッジファンド資産から資金が流出している状況に対応する。

カーライルの共同創業者ビル・コンウェイ氏は資料で、同社の出資期間中にESGの運用資産が12億5000万ドルから35億ドル(約3500億円)に増えたと説明した。

ESGに対するカーライルの持ち分は55%。これをESG共同創業者のケビン・ケニー、ミート・タンセル、ジェイソン・キルシュナーの3氏が買い取り、10月31日と見込まれる手続き完了後に経営権を全て取得する。ブルームバーグが入手したESGの投資家宛て書簡で分かった。

カーライルは2010-12年にESGなど3社の株式過半数を取得したが、ヘッジファンド事業は厳しい状況にある。カーライルは今年4-6月(第2四半期)にヘッジファンド投資家に6億ドルを償還しており、向こう数四半期に10億-20億ドルを償還する見通しを明らかにしている。

原題:Carlyle Sells Emerging Sovereign Stake Amid Hedge Fund Woes (1)(抜粋)

Hema Parmar

最終更新:8月25日(木)13時47分

Bloomberg