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マイラン、「エピペン」の患者コスト削減へ-高まる政治的圧力に屈す

Bloomberg 8月25日(木)21時28分配信

米医薬品メーカーのマイランは、急性アレルギー反応の応急措置に使われる自己注射薬「エピペン」の費用削減で迅速な措置を取ると表明した。大統領選の民主党候補であるヒラリー・クリントン氏ら政治家からの圧力に屈した格好だ。

25日の発表文によると、マイランは自己負担額の高い患者を支援する既存プログラムを拡大する。セービングスカードの活用で、エピペン2本入りパックの購入に際し患者は最大300ドル(約3万円)の払い戻しを受けることができ、これまで定価で購入していた患者にとっては実質的に費用は半分になると説明した。また患者支援プログラムの資格対象を2倍にする意向も示した。

マイランは2007年以降にエピペンの価格を5倍強に引き上げていた。これに対しクリントン候補が24日、マイランの値上げは「法外」だと発言。値下げを求めたため、その直後にマイランの株価が急落していた。

Kristen Hallam, Anna Edney

最終更新:8月25日(木)21時28分

Bloomberg