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投資をはじめる前の準備運動 投資知識クイズ(基礎編)に挑戦してみよう

THE PAGE 8月29日(月)18時0分配信 (有料記事)

 前回は、経済学の観点から貯蓄と投資は全く同一のものであることを説明しました。ところが一般的には、貯蓄は安全であるのに対し、投資はリスクがあるとの誤認識が常識となってしまっています。

 投資を始めるにあたって、正しい知識を持つことは最も肝要です。少し教科書的になりますが、投資の基本に関するクイズを用意しました。クイズにチャレンジしてください。回答と解説は後述しますので、ご照合下さい。今後この連載では、クイズ関連内容の多くを取り上げることとなります。

  <投資基礎知識クイズ問題>

問題1 - 預金に年率0.5%の利息が付き、その間インフレは0.5%で進行しました。1年後の預金の実質残高は増えましたか、減りましたか、同じですか。

  1)増えた  2) 減った  3) 同じ

問題2 - 利付き2%の10年国債を額面(100)で購入し、現在保有しています。現在の10年国債の利付は0%になってしましました。購入し、保有している国債の現在の価値は額面より高くなっていますか、安くなっていますか、同じですか。

1)高くなっている  2) 安くなっている  3) 金利は債券価格に関係しないから同じ

問題3 - 15年満期住宅担保ローンの返済は30年満期ローンと比較して、月間返済額は30年ローンより多額になりますが、総額は少なくなります。

1)正しい  2) 間違っている 3) どちらとも言えない

問題4 - 一般的に、長期投資として、日経225指数の採用優良銘柄を1銘柄持つことは、分散型株式投資信託を買うよりも安全です。

1)正しい  2) 間違っている  3) どちらとも言えない

問題5 - 投資家が会社の株を買うのと債券を買うのとどう違いますか。

1)株を買えば、会社の株主となり部分所有者となり、債券を買えば、会社に融資を提供することで債権者となる
2)株を買えば会社に融資を提供し債権者となり、債権を買えば、会社の部分所有者となる
3)どちらも、資金提供により会社の債務者となる

問題6 - 元本が保証され最も安全な投資はいずれでしょうか。

1)国債
2)事業債
3)銀行預金
4)広く分散投資を行う投資信託

問題7 - 「高利回り債」とは、

1)格付け機関から「投資適格」に満たないとされた債券
2)価格が大きく下落した債券
3)債務不履行となった債券

問題8 - 「ノーロード」投資信託とは、

1)いずれの手数料もかからないファンド
2)販売手数料が無料のファンド
3)ハイリスク証券を組み入れないファンド

問題9 - もし企業が債務不履行となった場合、その企業のどの証券が一番大きなリスクを負うでしょうか。

1)優先株式  2) 普通株式  3) 債券

問題10 - 2年前に10万円で投資した株式が、初年度に40%値下がりし、2年目に40%値上がりました。今の時点で、その投資家は、

1)損をしている  2) 儲かっている  3) 損も得もしていない

問題11 - 金利は大きく動いています。金利変動で大きな影響を受けるのはいずれでしょうか。

1)2年国債  2) 10年国債  3) いずれでもない

問題12 - 指数連動型投資信託およびETF(上場投信)とは、

1)インフレに価格が連動するファンド
2)金融、建設、商業等、業種別に銘柄を組み入れたファンド
3)日経225のような指数に価格が同じ値動きし連動するファンド
4)いずれでもない

問題13 - 一般的に、個人投資家が十分な投資成果を上げられない理由はいずれでしょうか。

1)相場動向により強気相場では強気になり、弱気相場では弱気に転じ、結果として投資家心理が災いし、投資に失敗する
2)金融機関のサービスの質の低さが災いし、長期投資の適格なアドバイスを提供することが出来ていない
3)投資運用するにあたって、諸経費等の運用コストが高すぎ、投資成果が得られない
4)当然ながら、投資は馴染みの深い自国市場中心となり、長きに亘り低迷した日本株投資から十分な投資成果が得られていない
5)いずれもが投資成果に悪影響を与えている


  回答と解説

問題1の正解は:3)同じ

多くの場合、金利はインフレとの関連で論じられます。インフレと利息が同率であれば、その預金残高の購買力は変化しません。1年後の預金残高は100.5となり、物価指数も同様に100.5となります。今後、もし日銀が目標とするインフレ率2%が実現し、預金金利がそれを下回ることになれば、預金は目減りし、預金のデメリットが顕著になります。日銀のマイナス金利政策発表は、預金者にあらたな不安を高めています。本文:8,072文字 この記事の続きをお読みいただくには、THE PAGE プラスの購入が必要です。

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最終更新:8月30日(火)12時4分

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