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やっぱ武井壮は倒せねえ!「百獣の王」は戦闘能力だけじゃなかった 「戦いたいのではなく、仲良くしたい」

withnews 8月27日(土)7時0分配信

 アスリートタレント武井壮さんの肩書が、明らかにおかしい。「職業・肩書『百獣の王』」って、いやいやいや、そんなバカな。だって、ヒトでしょ? ところが、ご本人を直撃して見えてきたのは、戦闘能力だけではない「百獣の王」の条件でした。「武井壮のことは、倒せないでしょうね」。その真意とは?(朝日新聞文化くらし報道部記者・岡田慶子)

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バーで犬用ガム 腕だけで高尾山

 真っ白なタンクトップがトレードマークの武井さん。最近はバラエティーだけでなく、情報番組にも引っぱりだこ。当意即妙な受け答えで知的な一面も見せていますが、やっぱりすごいのは、人間離れした伝説の数々です。
 (1)あごを鍛えるため、西麻布のバーで犬用の骨型ガムをかじっていた
 (2)警察犬を「チィッス!」のひと言で服従させた
 (3)健康診断を動物病院で受け、獣医師から「おそろしく柔軟で瞬発力に富んだ類人猿のような筋肉」と、お墨付きをもらった 

 それだけじゃありません。なんと、腕だけで高尾山を登ったこともあるそう。

 「4本足の動物は足が速いから、4本足ならウサイン・ボルトにも勝てる可能性があるかと思って。山に登って腕力を脚力に近づけたら、100メートル9秒くらい出るんじゃないかなって試してみたんです」

 登頂は7時間がかり。標高599メートルを「腹ばいで、アシカみたいにして」登りきったところまではよかったのですが……。

 「筋肉痛が回復してから、四つんばいで100メートルを計ってみたんですよ。そしたら、クソ遅かったっていう(苦笑)」

100の自分を倒して101へ

 武井さんはこれまで、いろんな動物と“脳内対戦”し、何万もの勝ちを積み上げてきました。

 たとえば、ライオンには「首をかまれそうになった瞬間、わざと右腕をかみつかせる。力を込めてキバを抜けなくし、鼻にストレートを連打」。

 大型恐竜ブラキオサウルスが相手なら、「18メートル離れたところから、前十字靱帯(じんたい)に6万発の石を当てる」といった具合に。

 相手の生態をつぶさに勉強し、強み・弱みをつかむ。その本音はしかし、「戦いたいのではなく、仲良くしたい」のだそう。

 「倒す方法を見つけるのは、争わないで済むようにするため。自分が勝てるかどうかわからなければ、試してみてどっちが勝つかを決めなきゃいけないでしょ」

 そして、こうも言います。
「何かと戦って勝つというのは、人の強さの証明にはあまりならないと思う。たとえば自分が100の強さを持ってたら、1~99の人には全員勝てるわけじゃないですか。こんなの本当の勝ちじゃない。それよりも100の自分を倒して、101になれるかどうかが勝負。その勝ちが目標なんです」

 ちなみに、いままで最も苦戦した相手は、陸上・ハンマー投げのアテネ五輪金メダリスト、室伏広治さんだそうです(それでもドロー)。

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最終更新:8月27日(土)7時0分

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