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大阪ミナミの相合橋で護摩法要 僧侶ら100人練り歩きも

THE PAGE 8/26(金) 15:03配信

大阪ミナミの相合橋で護摩法要 僧侶ら100人練り歩きも THEPAGE大阪 撮影:北代靖典

 大阪ミナミの街の発展と商売繁盛を願い、このほど六地蔵巡りと護摩法要が執り行われた。全国から僧侶や修験者ら100人ほどが集まり、ひときわ注目を集めた。この「地蔵盆千日供養・護摩法要」は今年で6回目、主催は地蔵盆千日供養実行委員会だ。護摩法要は相合橋上の特設会場で行われ、大勢の人が見守る中、炎が燃え上がった。都会の真ん中でこんな野外の大掛かりな行事は珍しく、写真を撮る外国人らの姿もあった。

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全国規模で集まった修験者ら100人が練り歩いた

 実行委員でもある千日山弘昌寺、鳥居弘昌住職はこう話す。「地蔵盆の日に毎年行われており、今年で6回目を迎えました。始めた動機は、道頓堀で亡くなられた方がたくさんおられ、私は地元なので、組織的に供養したいと思ったこと。道頓堀は江戸幕府時代、処刑場で火葬場だったのです。そういう霊を慰めようということです。そのような歴史はあまり知られていませんけど」

 火葬場でもあったため、210万人ほどが焼却されたという資料があるようで、その霊の鎮魂のため、先人たちの霊を慰め、地元の発展、人々の幸せを祈念し、護摩木を奉納するというものだ。

 法善寺の水掛け不動など六地蔵巡りは午後5時から始まり、全国規模で集まった修験者ら100人近くが山伏の格好などで法螺貝を吹きながら練り歩いた。途中、三津寺にも立ち寄って法要と休憩を終え、続く護摩法要は午後7時から相合橋の特設会場で厳かに始まった。

家内安全、商売繁盛、爽やかな秋を迎えて欲しい

 「年に一回、地域の恒例行事です。地域の地蔵を回って法要し、護摩法要は護摩木を炊いて法要します。不動明王が炎とともに天に上って、そして皆様の願いを達成して頂きます。たくさんの方が(願いを書いた)護摩木を奉納され、また、炊いたあとの灰もありがたいものだとされています。家内安全、商売繁盛、身体に気をつけて爽やかな秋を迎えて欲しいです」(実行委員)

 かつて千日前はお寺の集まる町だったが、現在ではすっかり昔の風情も消え、大阪屈指の繁華街になっている。往時を偲び、ミナミの街のさらなる発展と商売繁盛を願い、天高く炎が舞い上がった。
(文責/フリーライター・北代靖典)

地図URL:http://map.yahoo.co.jp/maps?lat=34.669076371835715&lon=135.50326654816277&z=18

最終更新:8/27(土) 13:02

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