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【一問一答】高畑淳子 面会で裕太容疑者に「どんなことがあってもお母さんだから」と伝える

東スポWeb 8月26日(金)10時35分配信

 強姦致傷容疑で23日に逮捕された俳優の高畑裕太容疑者(22)の母親で女優の高畑淳子(61)が26日午前、都内で記者会見を行った。集まった報道陣の数は300人、生中継を含むテレビカメラ27台がずらりと並んだ。

 細いストライプが入った黒のシックな服装に身を包んだ淳子は会場に入ると深々と頭を下げ、「このたびは大変なご迷惑をおかけいたしました。大変なことをしてしまいました。心よりおわび申し上げます」と話したところで、8秒間頭を下げた。続けて、「被害にあわれた女性の方、息子が受けていた仕事、どんなに言葉を重ねてもおわびできません。昨日15分ではありましたけど、やっと本人に会えましたので、今お答えできる限り答えようとこのような場を設けていただきました」と話して質疑応答に臨んだ。


 以下、一問一答

 ――事件を聞いたのは

 初めて聞いたのは8月23日、仕事が終わった3時くらいだと思います。事務所に寄ってくれと言われ、どうしてと聞いたら、「裕太君が逮捕されました」と初めて聞きました。どういうことだろうと思ったのですが、ずっと本人にも会えず、誰にも会えないので何が起こっているのかは報道されていることを聞くしかない時間が続きました。2日間はずっとそういうものを見る時間が続きました。

 ――面会では

 事件のことを一切話してはいけない。まずはご迷惑をかけたお仕事がどのような状態になっているか、あなたの代わりで撮影を撮り直しているかを伝えるだけで10分は終わり、本人はただただ泣いて「すいません、すいません」を繰り返すばかりで、私たちも初めて、ちゃんと自分のしたことをわかってるね?と言ったら「すいません、すいません、申し訳なかった」と記憶しています。(涙を流しながら)なんのことか最初は正直よくわからなかったです。

 ――不祥事を起こしたら仕事がなくなると言ったのか

 お互い刺し違えて死ぬくらいの仕事…やってはいけないことをやってしまったら、刺し違えて死のうと覚悟を決める言葉で言ったことがある。彼がどう受け止めていたのかわからない。

 ――危うさはあった

 思春期とかそういう時代にはあったかもしれないですね。日常生活がきちんと、仕事の前に寝るとか、見ていると不安な要素はありました。

 ――いつごろから

 小さいころからあったように思います。

 ――面会ではどんな様子だった

 何度も泣いたのか、目が腫れ上がって震えて泣いているばかりでした。

 ――認めている

 私も初めて知ったんですけど、接見の場で事件について話すと接見禁止になってしまうそうで。

 ――受け入れている様子なのか

 そのように思いました。

 ――どんな言葉をかけた

 一生かけて謝らないといけないよ。社長と私と3人で不謹慎で言ってはいけないんでしょうが、でも、私はどんなことがあってもお母さんだから、姉はどんなことがあってもお姉ちゃんだからと言ったと思います。(泣きながら)親はバカなもので間違いであってくれ、息子をかばいたくなってしまいます。被害者がもし自分の娘だったらと思って物事を見なければと思ってます。置き換えて物事を見ようとしております。(声を震わせながら)

 ――被害者に会った

 お会いすることはできませんでした。今のところ予定は立っていません。おけがのことをうかがわなければならないし、けが以上に申し訳ないというしか言葉がみつからないです。

 ――息子は芸能界に入ってから変わった

 芸能界に入ったからではないように思いますが、お付き合いも広がりますし、それを変化というなら環境は変わったと思います。それはもちろん生活のサイクルは変わりましたが、それと事件を結び付けてはいけないと思います。

 ――子育てについて

 自分なりに精一杯やったつもりですが、このようなことになった以上、何も言うことはできません。私の育て方がいけなかった。うそをつかないこと、人様に迷惑をかけないこと。人に感謝をちゃんとすること。そのようなことを言ってきたつもりではありますけど。今では言えることではないと思っています。

 ――なぜ事件を起こした

 (3秒考えたのち)彼の甘さだと思います。

 ――被害者に会うことを拒否されてる

 取り調べがあるので会えなかったと聞いている。

 ――これまでに女性を紹介されたことはある

 学生時代もありました。

 ――オープンに報告してた

 はい。

 ――不安な要素とは何

 規律をちゃんと守れないということ、中学時代の遅刻、家への帰宅時間とか、思春期のころはみなさんあるんでしょうけど。授業態度とか細かくありますよね。そういうことのひとつひとつの規範をできない。

 ――お酒を飲んだらどうなるか

 そうですね、普通だったと思います。変わったり、乱暴になることは私と飲んだ限りなかったと思います。

 ――性癖について

 ほかに男の子を持っておりませんので、男の子はこういうものとしか…。性的嗜好がおかしいと思ったことはなかったです。

 ――起訴されて裁判となれば厳しい量刑になる

(クチを一文字に結んで)罪を犯した以上、罪に服すべきだと思っています。(裁判の情状証人など)なんでもやらなければいけないと思っています。被害者にお会いしてまずは謝罪したいなと思っております。

 ――自身の仕事にも影響が

 舞台に立ってはいけないのでないかとおうかがいを立てました。東宝の方が「1万人の方が切符を買っているんです」と。この状態でやるのは自信がありませんが、舞台に立って、地方の方にも見せるのが私の贖罪だと思います。(嗚咽をもらしながら)

 ――活躍をどう見てた

 ありがたいことだと思ってた。

 ――ダメになった24時間テレビのパーソナリティーについて

 おわびの言葉も見つかりませんし、現場での皆様のことを考えると、もう想像できないほどの大変なことをされているわけですから、何をしたら、いいのか想像もつかないです。申し訳ない(と頭の回路が止まっているように繰り返した)。

 ――女性に対しての危うさは

 芸能界に入って、見たことがないきれいな人を見て浮かれていたところが…。女性に限らず、お友達にもそうでしたし、すぐ人を好きになるというのは男女問わずだった。

 ――それがイコールだと

 ここまで愚かだとは思わなかった。そういう危惧というのはあったと思います。

 ――会見する事実は知っている

 外の情報は入らないので知らないと思います。(会見の有無も伝えてない?)はい。想像はしていたんだと思いますが、今日のことは言ってないと記憶していますが。

 ――容疑者は何に対して謝罪していたのか

 ご迷惑をかけたこと、被害者の女性の気持ち、仕事関係、私たち家族のこと、ここまで力をお貸しくださって働く場所を作ってくれた所属事務所の社長さんへ、申し訳ないということだと私には見えました。

 ――送検される様子はテレビで見た

 みなさんが報道するしか頼るものがなかった。そのときも、もう、とても、つらいとかそういうことよりも、これが現実なのかというのが一番近い気持ちだと思います。

 ――車の中でぼうぜんとしていたようだが

 昨日の接見もそうですけど、頭がよく動いていなくて、事態を整理できていないように私の目には見えました。

 ※なお、会見終了の予定時間は過ぎたが、「すべてのご質問に答えようと思います」と覚悟を決めて続けた。

最終更新:8月26日(金)11時37分

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。