ここから本文です

anderlust 松たか子、フジファブ、YEN TOWN BANDのカバーに挑戦/インタビュー2

エキサイトミュージック 8/26(金) 17:45配信

 
■anderlust/New Single『いつかの自分』インタビュー(2/3)

【この記事の関連画像をもっと見る】



カバーしたのは大きい曲ばかりですけど、アレンジは相当自信があります(越野)

――そして今回カップリングが3曲入っていますが、すべてカバー曲です。『バッテリー』のエンディングテーマとなっている「明日、春が来たら」(松たか子)と「若者のすべて」(フジファブリック)に加え、「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」(YEN TOWN BAND)という、どれも誰もが知る名曲ばかり。プレッシャーは感じませんでしたか?

越野:大きい曲ばかりですけど、アレンジは相当自信があります。私たちらしい楽曲に生まれ変わって、改めて皆さんに届けられるんじゃないかと思いますね。

――「明日、春が来たら」は19年前の曲になりますが、越野さんは当時1歳……この曲知ってました?

越野:実は、恥ずかしながら今回初めて聴かせていただいたんです。

――1歳だと仕方ないですよね。でも、原曲を知らないからこそ、自分なりのアプローチがしやすかった部分もあるのでは?

越野:そういう部分もあったんですけど、原曲を聴いた時の、松たか子さんの真っ直ぐな歌声がすごく印象的で。これは他の人には真似できないし、自分が歌う時は違う方面から攻めていかなきゃなっていうふうには思いましたね。なので、アレンジも敢えて原曲にはない感じを意識しました。

――アンナさんの中で思い描いた、新しい「明日、春が来たら」とは?

越野:時間帯で言えば夜、季節で言えば螢が飛ぶ頃ですかね。やっぱり、アニメの『バッテリー』で描かれるのが夏なので、春というより初夏みたいなイメージというか。

――なるほど。それに対して「若者のすべて」は晩夏のような印象を受けますね。

越野:まさにそんなイメージでアレンジしました。「若者のすべて」は原曲が男性ボーカルなので、まずは自分の声に合うキーに設定してアレンジを進めたんですけど。歌う時は自分の声を声としてじゃなく、鐘に見立てて歌ってました。

――鐘?

越野:はい。お寺にある鐘とか、ハンドベルとかでもいいんですけど、ああいう響くもののようなイメージで。というのも、この曲は結構高音を伸ばす箇所が多いんですよ。そこで敢えてビブラートをかけないように、とにかく体内に声を響かせるようにっていう意識を持って歌ったんです。

――そうしたアプローチもカバー曲だからこそできる感じでしょうか。

越野:本当そうですね。カバー曲って初めてだったんですけど、自分たちの楽曲では見えていない部分が見えてきたりもするので、すごく勉強になるなぁと思いました。

――西塚さんもカバー曲だからこそできるベースのアプローチというものがありましたか?

西塚:そうですね。あんまり原曲っぽくしすぎないようにっていう意識はありました。もちろん原曲をリスペクトしつつなんですけど、そのまま再現するというより、自分たちらしさというか、いつもの自分たちらしい感じで演奏しようって。なので、例えば印象的な決めのフレーズとかはそのまま弾いたりしますけど、他はもう、わりと自分が思ったように弾きました。今回の3曲の中では、「若者のすべて」が個人的に一番anderlustにマッチしてるかなって思いますね。若々しさというか、フレッシュなところが上手い具合にハマってるんじゃないかなと。


――そうしたanderlustらしさが出ているというか、原曲とはひと味もふた味も違ったテイストに仕上がっているのが「Swallowtail Butterfly ~あいのうた~」。この曲はanderlustのプロデューサーである小林武史さんの代表曲の一つでもあり、1996年発表ということで越野さんと同い年の楽曲でもありますね。

越野:やっぱり“同い年”ということで、同じ年数を重ねてきたもの同士、感慨深いところがありましたね。自分ももっと頑張らないと!って奮い立たされる部分もありましたし、同い年ならではの安心感みたいなものもあって。すごく不思議な感覚でした。

――オリジナルのインパクトだけでなく、いろんな方にカバーされている楽曲でもあるので、そこにチャレンジするのは結構トライアルな面もあったのでは?

越野:そういう意味では怖さもあったんですけど、カバーするなら前代未聞なカバーをしたいっていうのもありました。私たちより前にカバーした方々から受け取ったバトンは絶対に落とさず、次に回していこうっていう意志を持って挑みましたね。そうした流れの中で、私たちらしさを出すためにテンポを倍にするっていうアイデアを小林さんが出してくれて。正直、私もこのテンポになった楽曲を初めて聴いた時「えっ!?」って思いましたけど(笑)。もしかしたら、“小林武史プロデューサーのセルフカバー”みたいな要素も入っているんじゃないかなと思います。

――西塚さんがこの曲をカバーした時の心境は? 前回、小林さんとご一緒するのはすごく緊張するとおっしゃっていましたが……。

西塚:小林さんは元々憧れの方だったのに加え、YEN TOWN BANDのオリジナルメンバーですし、しかも今回レコーディングも一緒にやらせていただいたのでやっぱり緊張しました。それから、僕、Charaさんも好きでライブも観に行ったりしてたんですよ。もちろんこの曲を生で聴いたこともあるので、純粋に楽しみっていう気持ちもありましたね。なので、緊張半分、楽しみ半分というか。ただ、生で聴いたことがある自分の好きな曲という意味で、思い入れの強い楽曲になりました。でもカバー曲はすべてanderlustらしい仕上がりになったと思うので、ぜひ聴いてみてほしいですね。

最終更新:8/27(土) 17:15

エキサイトミュージック

なぜ今? 首相主導の働き方改革