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石川遼 筋力を見直した半年間「怪我する前よりいいスイング」

ゴルフ情報ALBA.Net 8月26日(金)19時20分配信

<RIZAP KBCオーガスタ 2日目◇26日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,151ヤード・パー72)>

多くのギャラリーから注目を集める石川遼 復活Vはなるか

 国内男子ツアー「RIZAP KBCオーガスタ」で復帰2戦目に挑んでいる石川遼。予選ラウンド2日間を終えて、トータル10アンダー・単独首位と復活優勝へ絶好の位置につけた。大会開幕前には「“心技体”のうちの“体”の重要性を改めて感じた」と語っていたが、怪我以降の筋力面での見直しが、新たな理想に導いてくれたという。

 「5~6月は“どういう風に打ったら痛みがないのか?”と試行錯誤を続けていた。『日本プロ』では、前傾姿勢のときに“背中に板が打ち付けられているような”体をネジれない硬さがありましたが、痛みが出ない喜びがあった。いまは上半身と下半身で作り出す捻転がかなり大きいスイングで出来ている。戻ってきた…というよりも怪我する前よりも“いいスイングになっている”と僕を思っています」。

 体の回し方ひとつで負担がかかる場所が違うことを理解し、体幹だけでなく、背筋、前腕、上腕、腰と、すべての筋力を強くしようと決意した石川。自分の追い求める理想のスイングは体が強くないと出来ない動きだと認識してトレーニングを重ねたことにより、いまは怪我前からの進化を実感している。

 「高校生の時にプロになって…体が弱くても、前傾姿勢が崩れながらも芯に当てる能力で球を飛ばしていた。徐々に成長してヘッドスピードが上がってくると、腰に負担はかかっていた」と懸念は持っていた。飛距離アップへの情熱からさまざまな練習、ギアへの取り組みを行ってきたが、今回表面化した問題により、土台の見直しに目を向けることができた。

 ドライバーはまだまだですがと前置きしたが、アイアンについては「今までは150ヤードでもヘッドをしっかり返していかないと打てなかったものが、手先を使わずにヘッドコントロールされた状態で、体の回転で打てている」と大きな手ごたえも得た。

 「トレーニングをしっかりと見直して3~4か月。体の筋肉が強くなり始めている。これからの理想のプランは見えている」。ただスコアが出ただけではない“本当の復活”が始まっている。

【2日目の順位】
1位:石川遼(-10)
2位T:ブラッド・ケネディ(-9)
2位T:小田龍一(-9)
4位T:清水大成(-8)アマチュア
4位T:マシュー・グリフィン(-8)
6位T:イム・ソンジェ(-7)
6位T:海老根文博(-7)
6位T:川村昌弘(-7)

(撮影:上山敬太)<ゴルフ情報ALBA.Net>

最終更新:8月26日(金)19時20分

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