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ソフトバンクV逸なら工藤監督「進退伺」

東スポWeb 8月26日(金)16時2分配信

 ソフトバンクが25日の楽天戦(ヤフオク)に5―7で逆転負けを喫し、ついに首位の座から陥落した。まだ戦いが残っているとはいえ、最大11・5ゲーム差を逆転されてのV逸危機とあって、優勝を逃そうものなら工藤公康監督(53)が「進退伺」を提出するのでは、との見方が強まっている。常勝軍団が想定外の事態に慌ただしくなってきた。

 試合後の工藤監督は「奇跡も起きるし、こういうことも起きるのが野球だね」とポツリ。4月18日以来となる2位転落には「やることは変わらない。目の前の試合をどうするかが大事。勝つことだけを考えて、そのための準備をしていけばいい」と話した。

 8月に入ってチームは8勝12敗。しかも、悪夢のような負けが続いている。この日は1点リードで迎えた9回、マウンドに上がったのはスアレス。守護神・サファテが23日の試合で右足を負傷していて、軽症とはいえ少なくともこの試合までは大事を取らせる方針だったからだ。

 しかし、スアレスが一死一、二塁と一打同点のピンチを招いた。ここで茂木の当たりを中堅手・柳田が突っ込んでスライディングキャッチを試みたが後逸。これがランニング本塁打となり逆転負けを喫した。

 今季のソフトバンクはスタートダッシュにこそ失敗したが、5月を終えた時点で3度の8連勝をマークするなどして首位を独走。7月1~3日の日本ハム戦で2勝すれば史上最速マジックが点灯するところまで勝ちまくった。圧倒的な戦力で「V3は間違いなし」とも思われていた。

 それが、最大11・5差をひっくり返されるという予想できなかった展開へと進んだ。まだまだ勝負はこれからとはいえ、このまま仮に優勝を逃せば“歴史的V逸”となってしまう。クライマックスシリーズからの日本一の可能性があるものの、巨人のV9超えを目標に掲げている球団としては大誤算。当然ながら「少なくとも今年と同じままでとはいかなくなる」(球団関係者)。

 そんな中でチーム内には工藤監督の動向を気にする声がある。今季は3年契約の2年目ということで、来季も契約は残っているが、昨季、工藤監督は優勝を逃せば辞める覚悟で臨んでいたことを幾度か口にしていた。

「それがあるから、これでもし優勝を逃そうものなら、本当に辞めてしまうんじゃないかという話も出ている」(チーム関係者)

 昨季は監督経験1年目であることを考えれば、そこまで背負う必要はない。ただ、それだけ責任感を持って取り組んでいた工藤監督だけに、歴史的V逸の責任を重く受け止め→辞意を固め→進退伺を提出するのでは…というわけだ。

 とはいえ、球団側は不測の事態が起きようとも続投を既定路線としている。球団フロントは「仮に優勝を逃したところで、来季も指揮を執ってもらう意向に変わりはない。『勝負事だから』と監督からそういう話があったとしても、間違いなく球団として全力で引き留めることになる。球団としては選手育成を始めとして工藤監督の手腕を評価している」と話す。

 今年7月には後藤球団社長兼オーナー代行が「12球団で一番、選手を知り尽くしている監督。もっともっと長くやってほしい」と長期政権化を示唆している。結果的にV逸に至って指揮官から進退伺を出されようとも、全力で慰留してバックアップ態勢を整える方針に変わりはない。

 まだ戦いは残っている。一度はひっくり返されても勝ちさえすれば大団円となる。窮地の工藤ホークスは、V3に向けて意地を見せられるか。

最終更新:8月26日(金)16時32分

東スポWeb

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