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ロマンポルノ45周年企画でお蔵入りした行定勲監督の“仰天シナリオ”

東スポWeb 8月26日(金)16時32分配信

 日活ロマンポルノの生誕45周年企画として、28年ぶりの新作5作品を撮った人気映画監督たちが24日、都内で完成報告会見を開いた。

 出席したのはホラー映画「リング」の中田秀夫監督(55)や“鬼才”園子温監督(54)ら5人。その中で「おそらくピンク映画やロマンポルノとは縁遠い」と紹介されたのが、独特の映像美に定評ある行定勲監督(48)だ。

 だが少年時代、映画館でロマンポルノをよく見ていたそうで、本人は「まさか自分にこんな話が来るとは」と大喜び。この企画をやるにあたり、脚本を2本書いたという。まず書いたのは「自分が見たいロマンポルノ。非常に自分では満足いく作品だった」。

 ところがこれが、NGになったとか。

「一番大きかった理由は、これは女性が見るにちょっとどうかと…。僕の個人的な、性の目覚めを描いたんですね、子供のころの事実を。それで、ちょっとスカトロっぽいものになってしまったんです。僕はそれを美しいと思っているんですが、美しさは通用せず…」

 そこでいったん「撮るのをやめる」と言ったが、「どうしてもやりましょうよ」とせがまれたうえ、昔からの憧れもあり、「じゃあやります」ということに。女性の脚本家やプロデューサーたちと、自分が書いた新たな脚本で「ジムノペディに乱れる」(11月中旬公開)を撮った。

 内容は「独りよがりなどうしようもない男のあり方を描いた。で、女性の慈悲深い部分っていうか、そういうものが主人公の男性を救う」というもので、主演は板尾創路(53)が務める。だが行定監督は「まぁ、言わば女性に向けて作らされたっていうところはありますけど…。ホントは1本目を見てほしかったな」と最後までボヤいていた。

 同作を含む4作品は外国の映画祭に正式招待されているという。

最終更新:8月26日(金)16時55分

東スポWeb

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