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【新潟2歳S】キャスパリーグ 決め手は父ディープ譲りの爆発力

東スポWeb 8月26日(金)20時37分配信

【新潟2歳S(日曜=28日、新潟芝外1600メートル)新バージョンアップ作戦】夏のローカル開催もラスト2週。日曜の新潟ではスターホースを輩出してきたGIII新潟2歳Sがメーンに組まれている。近10年で2桁人気馬が7頭も連絡みしている難解な一戦の解明ポイントを、ラストの決め手と結論付けた新VU作戦は父譲りの爆発力を秘める◎キャスパリーグを新潟2歳王者に指名した。

 セイウンワンダーにジャスタウェイ、ハープスター、イスラボニータ。過去10年の連対馬にはビッグネームがズラリ。ここ3年に限っても連対馬すべてが後のGIで好走し、出世レースの一つとして年々その存在感を強めている。不良馬場の2008年を除けば、勝ち馬の自身上がり3ハロンは32秒5~34秒0。レースの上がりそのものも良馬場なら33~34秒台。レースのキャラは一目瞭然で、この高速上がりに対応できるか否かが勝負の分かれ目。“瞬発力なくして勝利なし”が攻略のキーワードとなる。

 ラストの切れ味に焦点を絞って白羽の矢を立てたのがキャスパリーグ。阪神7ハロンの新馬勝ちの自身上がり3ハロンは35秒2(別表参照)。Vタイムも重馬場での一戦に劣るようではあまりに平凡? それでも狙ってみたくなる根拠はラスト2ハロンの11秒8→11秒8にある。

 直線に坂を有する阪神コースでラスト2ハロン目→1ハロンのラップ急落はある意味不可避の現象。3回阪神の7ハロン戦を例にとると、良馬場での落差は0秒5~0秒6。馬場が渋れば当然、その幅はもっと大きくなる。先行勢がラップを落としてこそ差し馬台頭の余地も生まれるわけだが、逆にその区間を加速あるいは減速なしのラップで通過した場合はどうか。前を捕らえ切る作業は一気に高難度のミッションへと姿を変える。開催唯一のラスト2ハロン減速なしラップを1馬身1/4突き抜けたのがキャスパリーグ。一見、平凡に映る一戦の中で垣間見たのは、類いまれな瞬発力の萌芽だ。

 スローペースからの瞬発力勝負が頻発する現代競馬において、その代名詞とも言えるのがディープインパクト。現役当時のパフォーマンスのみならず、父としても確かな瞬発力を産駒へ伝えている。上がり32~33秒台を求められる当レースにおける同産駒の成績は3→6→1→2着。複勝率75%と抜群の相性を誇る。今年のメンバーで唯一のディープ産駒キャスパリーグに一票を投じてみたい。

最終更新:8月26日(金)20時41分

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