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渋谷慶一郎+初音ミク「THE END」がドイツ初上演、3度のカーテンコール

音楽ナタリー 8月26日(金)23時0分配信

渋谷慶一郎+初音ミクによるボーカロイドオペラ「THE END」が、ドイツ・ハンブルグの複合施設「カンプナーゲル」にて現地時間の8月18~20日に公演を行った。この記事では18日の模様をレポートする。

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「THE END」は渋谷慶一郎をはじめ、映像作家のYKBX、サウンドアーティストのevalaらが手がける世界初のVOCALOIDによるオペラ作品。これまで東京・Bunkamuraシアターコクーン、フランス・パリのシャトレ座、オランダ・アムステルダムのオランダ国立オペラ&バレエシアターなど世界各国で上演され、いずれの公演もチケットはソールドアウトとなった。

今回の上演はドイツの演劇イベント「ハンブルグ国際演劇サマーフェスティバル」に作品が招聘されたことで実現した。会場の「カンプナーゲル」は1865年に作られた鉄工所をそのまま生かした建築物。「THE END」はこれまで凱旋してきたオペラハウスとはまったく異なる、荒々しいコンクリートと鉄骨に囲まれた劇場で上演されることとなった。

チケットはこの日もソールドアウトとなり、満員の観客が期待を募らせる中上演がスタートした。作品全体に漂う「死」のイメージや、YKBXが描く初音ミクの可憐さと妖しさはドイツのオーディエンスを大いに魅了していく。さらに渋谷とevalaが作り出す立体的でアグレッシブな音響が、より一層公演のライブ感を生み出した。およそ85分のパフォーマンスは無事に終了。拍手と歓声が鳴り止まず、カーテンコールを3度も重ねる大団円となった。なおYouTubeでは公演2日目のカーテンコールの模様が公開されている。

「THE END」は現地時間の8月26日、デンマークで開催中の北ヨーロッパ最大級の芸術祭「オーフスフェスティバル」でも上演された。

最終更新:8月26日(金)23時0分

音楽ナタリー