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庵野秀明×鶴巻和哉、『龍の歯医者』BSプレミアムでテレビアニメ化

オリコン 8月26日(金)22時57分配信

 アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られる庵野秀明氏が代表取締役社長を務めるスタジオ、カラーが、「ニコニコ動画」などのドワンゴと組んで、ネット配信してきた連作短編アニメーション企画『日本アニメ(ーター)見本市』から長編アニメ化される作品がついに出た。2014年11月の初回配信作品『龍の歯医者』を元に、現在長編(45分×2本)を制作中。来年2月にNHK・BSプレミアムで放送される。

『新世紀エヴァンゲリオン』HDリマスター版でBSPに登場

 『龍の歯医者』は、巨大な龍が棲む世界を舞台に描かれる壮大な冒険ファンタジー。短編は、三島由紀夫賞作家・舞城王太郎氏と、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの作画を手がけた鶴巻和哉氏が共同で制作。

 テレビアニメ版では鶴巻氏が監督を務め、舞城氏とベテラン脚本家・榎戸洋司氏が共同で脚本を執筆。キャラクターデザインは、新進気鋭のアニメーター・井関修一氏を起用。庵野氏が代表を務めるスタジオカラーが初めてテレビアニメーションを制作する。庵野氏は、制作統括および音響監督も務め、サウンドディレクションにおいてもその才能を発揮する。

 庵野氏は「今回は90分の超大作。8分の短編だった『アニメ(-ター)見本市』の時とは違う、新たな世界観が出現します。監督の鶴巻と共に、多くの才能ある若手がメインの作画を担当する点にも注目してもらえればと思います。『龍の歯医者』はいわゆるテレビアニメーションにあたりますが、我々は映画作品と変わらぬ情熱と技術を注ぎ込みます。どうぞご期待ください」とコメント。

 鶴巻監督は「SFファンタジーの要素を取り入れて誰もが楽しめるエンタ-テイメントでありながら、物語のテーマは『限りある生(あるいは死)と向き合うこと』。主人公の若者たちが『龍の歯医者』として、迷い、戦い、懸命に生きる姿を通して、そんな深いテーマを自然に感じられるような作品にしたい」と意気込んでいる。

 9月16日からはNHK・BSプレミアムで庵野氏の代表作、テレビシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』をHDリマスターした高画質+5.1chサラウンドで再放送(毎週金曜 後11:45)する。

■『龍の歯医者』あらすじ
 舞台は“龍の国”。主人公は、国の守護神 “龍”を虫歯菌から守る新米・歯医者の野ノ子。隣国との戦争が激化する中、ある日彼女は、龍の歯の上で気絶した敵国の少年兵を見つける。 少年の名はベル。大きな災いの前に龍が起こすと言われる不思議な現象で、巨大な歯の中から生き返ったものだった。自らが置かれた状況に戸惑うベル。そして彼を励まし、彼を龍の歯医者として受け入れる野ノ子。激しい戦いに巻き込まれながら、2人はやがて自らの運命を受け入れて行くことに…

最終更新:8月26日(金)22時57分

オリコン