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見直されるバリュー株。秋相場は実体経済に目を向けよう

投信1 8月26日(金)16時10分配信

キュレーターから読者に伝えたいポイント

9月末に予定される日銀の「総括的な検証」に関しては、聞き飽きるぐらい様々な議論が繰り広げられています。しかし、むしろこれからの相場にとって重要なことは、実体経済の動向や企業業績ではないかと考えられます。

今回は、ハイテク大国である台湾の輸出動向や、日本の株式市場のコンセンサス業績予想に関する記事をピックアップし、今後の相場を考えてみました。

バック・トゥ・スクール商戦に向けて生産回復の兆しが

「バック・トウ・スクール」という言葉をご存じでしょうか。日本での新学期は4月からですが、米国では9月から始まるため、例年8月末から9月にかけてのこの時期は、クリスマス商戦に次ぐ消費の重要なイベントとなっています。また、この商戦は学生向けであることから、パソコンやその関連製品(増設メモリーなど)の需要動向にも大きな影響を与えます。

こうした観点から注目されるのが、2015年後半から長期間にわたりマイナス成長が続いていた台湾の輸出が、今年7月に久しぶりにプラス転換したというニュースです。台湾はパソコン関連製品の輸出大国ですので、バック・トウ・スクール商戦に向けて、米国の小売店サイドが発注を増やした(在庫の積み増しを行った)可能性が読み取れます。

今後は、バック・トウ・スクールが期待通りに盛り上がり、小売店が過剰在庫を抱えず済んだかどうかもウオッチしながら、年末商戦に向けての回復の持続性に注目していきたいと思います。

出所:台湾、輸出がようやくプラスに転じる(ピクテ投信投資顧問)

バリュー株が見直される背景は業績の改善期待

一方、日本の株式市場に目を転じると、そこでも今後の業績回復を期待した動きが見られます。この記事によると、米景況感改善、エネルギー市況回復、円高一巡感などを背景に、今後1年先の市場全体のEPS(一株当たり利益)予想は二桁の増益になってきたとのことです。

また、上述のEPSを前提とした予想PERは12倍前後と割安な水準となっています。それが、最近のバリュー(割安)株の見直しの一因になっているようです。

以下の記事では、配当利回り、PBR(株価純資産倍率)、今期予想PER(株価収益率)、今期予想増益率、来期予想増益率をもとに、割安感のスクリーニング結果も示されています。具体的には、三井物産 <8031> 、住友商事 <8053> 、日産自動車 <7201> 、デンソー <6902> 、日本たばこ産業 <2914> などが挙げられています。

いずれも大型株であり、比較的流動性が高い一方で、短期的な値動きは小型株に比べると激しくない銘柄が多いようです。そのため、コツコツと時間分散しながら投資していくとよいかもしれません。

出所:バリュー株に出遅れ修正の兆し(楽天証券)

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最終更新:8月26日(金)16時10分

投信1

チャート

三井物産8031
1345.5円、前日比-22.5円 - 9月28日 9時54分

チャート

住友商事8053
1108.5円、前日比-25.5円 - 9月28日 9時53分

チャート

日産自動車7201
1004.5円、前日比-23.5円 - 9月28日 9時54分