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家庭版米ゲル 普及へ 愛称決めレシピ本も 全農

日本農業新聞 8/26(金) 7:02配信

 JA全農は米の需要拡大へ、米をペースト状にした新素材を、各家庭に普及させる取り組みを本格化させる。洋食や菓子など幅広い用途に使え、料理教室最大手の企業と組んで愛称を「マイピュレ」に決定、レシピコンテストの開催やレシピ本の発行も仕掛ける。全農は「各家庭で手軽に作れることを浸透させ、米の消費の裾野を広げたい」(営農販売企画部)という。

 全農は料理教室を展開する「ABCクッキングスタジオ」(ABC、東京都千代田区)と2015年から連携し、国産農畜産物の需要拡大へ、新たな調理方法の開発などを進める。今回の取り組みもその一環。

 新素材は、炊いた米に水や牛乳などを混ぜて、ミキサーでペースト状に仕上げたもの。国でも、高アミロース米を専用のミキサーでゼリー状に変化させた「米ゲル」を開発し、食品企業などへの普及を目指している。全農はいわば“家庭版米ゲル”として、普及させたい考えだ。

 全農は、新素材を身近に感じてもらおうと、愛称を4月から1カ月間、ABC会員を対象に募集。25日に「マイピュレ」にしたと発表した。

 食用油や小麦粉の代わりとして使え、マヨネーズや洋菓子、お好み焼き、ベシャメルソースなどに加工・調理できる。小麦アレルギーを避けたい、カロリーを抑えたいといった需要も期待できそうだ。

 ABCのホームページでも、調理過程を動画で公開。全農は今後、ABC会員を対象にマイピュレのレシピコンテストを開く他、集まったレシピをまとめて本を発行する予定だ。

日本農業新聞

最終更新:8/26(金) 7:02

日本農業新聞