ここから本文です

松坂大輔、103日ぶり実戦 1イニング三者凡退 最速は144キロをマーク

西日本スポーツ 8月26日(金)12時34分配信

 右肩手術からの復活を目指す松坂大輔投手(35)が25日、ウエスタン・広島戦(タマスタ筑後)で103日ぶりに実戦復帰した。5月14日の同カード以来の実戦登板で、2番手で1回を三者凡退、最速は144キロをマークした。昨年8月18日の手術から1年。苦しみ続けてきた怪物が上々の再スタートを切った。先発の松本裕樹投手(20)が5回1安打無失点で公式戦2勝目を挙げた。

■最速144キロ 上々再始動

 実戦マウンドに背番号18が帰ってきた。8点リードの6回。松坂の名前がコールされると、筑後の観客がひときわ沸いた。103日ぶりの登板はわずか11球で三者凡退。安心したような笑みを浮かべ、ベンチに戻った。「久しぶりなのでちゃんと投げられるか不安も大きかったけど、とりあえず普通に投げられた。ゲームで投げられたことはホッとしています」

 先頭の土生は中飛。実戦を離れる前の最後の登板となった5月14日に満塁弾を浴びた打者を5球目、この日最速の144キロの直球で打ち取ると、続く桑原は変化球で攻め、5球目のスライダーで三ゴロに打ち取った。白浜にはセットポジションを試し、初球の141キロ直球で中飛。「思ったより、すんなり終わっちゃった」と物足りなさも残るほど完璧な内容だった。

 1イニング限定登板で、力みのないフォームからテンポよく投げ込んだ。「そこまで力を入れた感じではなかった。直球もカットボールも球速が出ていたのはいい傾向だと思う。力を入れたときにもう少し(球速が)出るような形になってくれればいい」。登板後はブルペンに向かい、直球のみを約20球投げ込んだ。

 5月の登板で右手指の不調を訴えて離脱。手術明けの右肩に加え腰の張りもあり、リハビリ期間だけが延びた。今週初めに関東地方の病院で定期検査。手術から1年が経過し、状態は確実に上がっている。倉野投手総合巡回コーチは「久しぶりにしては良かった。今の感じだとまだまだ上がってくる。すごく楽しみ」と期待した。次回はイニングを伸ばしての登板となる見込み。「とにかく試合で投げたいという気持ちでやってきている」。思いを込めた11球を真の復活へのスタートとする。

西日本新聞社

最終更新:8月26日(金)12時34分

西日本スポーツ

スポーツナビ 野球情報