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ICTで不登校児童生徒を学習支援 家庭に端末配備へ 佐賀・武雄

佐賀新聞 8月26日(金)11時39分配信

 佐賀県武雄市は、ICT(情報通信技術)を活用した不登校の子どもたちの学習支援を始める。家庭にタブレット端末を配備し、民間のインターネットを使った学習教材を活用して習熟度に応じて学習できる。10月開始を目指し、9月定例市議会に292万円の予算を提案する。

 国の不登校児童生徒支援モデル事業に、小中学生にタブレット端末を配布している武雄市の実情に合わせた支援内容を考えて応募した。費用は国の全額負担になる。

 タブレット端末は既に購入しているものを活用し、リクルート社のネット教材を利用する。教材は小学4年から中学3年まで5教科ずつあり、実際の学年に関係なく、習熟度に合わせて選べる。教材費だけでなく、ネット環境を整える費用なども負担する。ICT支援員も雇う。

 市立の小中学校の不登校の児童生徒数(6月末現在)は小学生2人、中学生32人。適応支援教室には21人が登録している。不登校の理由や学習の意思など、個々の状況を確認しながら学習支援を進める。小松政市長は「タブレット端末を活用して個別の習熟度に応じた学習環境を整備したい。すべての子どもが学べる環境づくりをさらに進める」と話す。

最終更新:8月26日(金)11時39分

佐賀新聞