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ウチヌキ、パンチングメタルでタイ初進出の新工場稼働

鉄鋼新聞 8/26(金) 6:00配信

 【タイ・バンコク発=伊藤健】大手パンチングメタルメーカーのウチヌキ(本社・神奈川県綾瀬市、社長・中尾健太郎氏)はこのほど、タイに工場を新設、稼働した。日本のパンチングメタルメーカーがタイで製造拠点を作るのは初めて。タイ国内のほか、将来的には東南アジア圏のパンチングメタルの需要を捕捉する。25日に現地会社「ウチヌキ・インダストリー」の開所記念式典を開催、現地取引先や金融機関など関係者らが参加した。

 ウチヌキ・インダストリー(社長・岩佐昌宏ウチヌキ常務)は2015年7月に設立、場所はバンコク東郊サムットポラカーン県内のTIP工業団地内に位置する。
 工場面積は1600平方メートルで、設備は110トンプレス機(4基の自動ライン)、60トンプレス機、40トンプレス機、30トンプレス機のほか、タレットパンチプレスで、このほか付帯設備として母材コイル加工のシャーリングやレベラー、ベンダーなど。加工能力は最大月30トンを見込める。加工素材は鉄鋼、ステンレス、アルミのほか樹脂も可能だ。
 プレス設備の大半はウチヌキ福島工場から移設しており、現地スタッフも同工場で研修を実施。
 品質面では「ハード面、ソフト面とも日本と同等レベルの生産が可能」(岩佐社長)としており、現地材との差別化を図って需要を捕捉する狙いだ。
 タイでは、道路や鉄道などインフラ整備の需要が増えているほか、自動車や弱電などの工業用製品の製造拠点でもあり、パンチングメタルの需要は増加傾向にある。販売は14年に設立した販社「ウチヌキ・タイランド(社長・岩佐昌宏氏)」が行い、建材向けのパンチング製品から、同社が得意とする機械関連向けの微細孔(直径1ミリ以下)製品まで、主に日系企業やローカル企業へ拡販を進める。
 式典で挨拶に立った中尾社長は「本日が当社として、グローバル進出へのスタートとなる」と述べ、「タイ、アセアン地域で「最高のパンチングメタルメーカー」を目指したい」と決意を述べた。
 記念式典に先立って、タイの仏教式典が行われ、3人の僧侶による祈りが捧げられた。また、記念式典に引き続いて工場見学会を開催。その後、記念パーティーも開催され、盛況のうちに散会した。

最終更新:8/26(金) 6:00

鉄鋼新聞

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