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子どもとけんかしないための反抗期の子どもへの対応とは?

ベネッセ 教育情報サイト 8月26日(金)14時0分配信

「中学生くらいになると反抗期を迎える」と頭では理解していても、我が子にあからさまに反抗されると心穏やかではいられないという保護者のかたは多いのではないでしょうか。お子さまとけんかをしないためにも、改めて親子のコミュニケーションのあり方を見つめ直してみましょう。

子どもが反抗的な態度を示したときは、どんな対応がベター?

例えば、我が子にこんな態度が見られたら、保護者としてどう対応するでしょうか。

◎塾をさぼっていた
◎部活から帰ったら寝てばかり
◎友達と約束があるといって夜遅く帰ってくる
◎宿題にまったく手をつけない
◎ゲームやスマホばかりしている
◎家の手伝いをやらない

「○○しなさい!」「いい加減にしなさい!」などと叱る保護者のかたが多いかもしれません。ところが小学生くらいまでなら叱れば行動を改めたかもしれませんが、反抗期を迎えると素直に聞かなくなるケースが増えます。逆に言い返されて言い合いになったり、親の話に耳を傾けずに険悪なムードになったりして、親子ともにストレスがたまってしまいます。

それでは、どのような対応がベターなのでしょうか。次の4つの観点から接し方を考えてみましょう。

◆ときには受け流すことも大事

子どもが悪いことをしたら正すのが親の役目ではありますが、この年頃の子どもはしばしば悪いとわかっていてもやってしまう場合があります。そんなときは、さらりと注意する程度にとどめ、受け流すことも大事ではないでしょうか。

例えば、部活から帰ってきてダラダラと過ごしたり、ゲームやスマホばかりしているお子さまに、「宿題をしたほうがいいんじゃない?」と声をかけたら、「わかってるよ」「今やろうと思っていたのに」と言い返されたとしましょう。ここで保護者のかたが怒ると、けんかになってしまいます。こういうときは、たいてい、内心では宿題をしないといけないことはわかっていますから、「部活、大変そうだね」「今日は寝ちゃって、明日の朝から勉強すれば」などとお子さまの事情を理解する姿勢を示すほうが、結果的にはやる気が起こりやすくなるものです。

◆きちんとやっているときは認める

きちんとやっているときは認めたり褒めたりしないのに、やっていないときだけ叱るのは不公平です。こうした接し方をしていたら、「文句ばかりで、ちゃんと自分を見てくれていない」と言われてもしかたありません。ふだん、認めるべき場面で認めるからこそ、叱ったときの言葉を素直に受け止められるのです。

例えば、夏休みの手伝いを決めたのに、なかなかやってくれない。きちんと手伝いをしたり、家族に気を遣ってくれたりしたときは感謝の気持ちを伝えないのに、こうしたときだけ厳しく叱るとお子さまは不満をためてしまいます。ふだんから認めるべき場面ではきちんと認めることを心がけましょう。

◆ときには他人行儀で丁寧に

子どもは何歳になっても、親に対して甘えの気持ちをもっているものです。それ自体は悪いことではありませんが、ルールを破ったときなどには他人行儀で丁寧な態度により、甘えを受け付けないことも必要です。

例えば、お子さまと話し合ってゲームやスマホは「1日○時間」と決めたのに守らない。こうしたときは感情的に叱るより、「お母さんも残念に思うけど、ルールを破ってしまったから3日間は禁止にしましょう。ルールだからね」などと、あくまでもルールに基づく態度を貫きます。親が罰するのではなく、ルールによって罰せられるという態度を示すのです。お子さまは、「一緒に決めたルールだからしかたないな。次は守らないとな」という気持ちになりやすいはずです。

◆サポートは直接的でなく側面的に

中学生くらいの子どもは、親から手取り足取りフォローされるのを嫌がることがあります。そこで、直接的に手を出すのではなく、側面的なサポートを心がけましょう。

例えば、なかなか宿題をやらないとき、「お母さんが見てあげるよ」「手伝おうか?」などと直接的にサポートするより、テレビを消して親自身も静かに趣味や読書をするなど、勉強をしやすい環境を整えるほうが効果的かもしれません。また長時間勉強をしていたら、そっとおやつを出してあげるなどして「がんばっているね」というメッセージを送ると、お子さまは「明日もがんばろう」という気持ちになるはずです。

保護者のおおらかな態度が子どもの健全な成長を支える

反抗期は、お子さまが自分の価値観を確立させようとしてもがいている時期です。できる限りおおらかにお子さまの気持ちを受け止め、ある程度の反抗は許容しつつ、ルール違反は許さないという態度も大切にして、お子さまの精神的な成長をサポートしてあげましょう。

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:8月26日(金)14時0分

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