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1日100円の新鳥栖駅前駐車場、料金3倍に値上げへ 市、”月極”利用お断り

佐賀新聞 8/26(金) 11:51配信

 「1日100円」の格安にしているJR九州新鳥栖駅前の市営駐車場料金を、鳥栖市は来年2月から3倍の300円に値上げする。“月極”的に利用するなど鉄道利用以外の目的で長期駐車する人が増え、鉄道利用者が駐車できないケースも出てきたため。9月1日開会の市議会に条例改正案を提案する。

 市営駐車場は2011年の新幹線開通に合わせて広さ2・4ヘクタール約600台分を整備した。駐車料金は40分まで無料で、24時間止めても100円。格安効果もあって乗降客数が伸び、新大阪直通の新幹線さくらの全便停車にもつながった。

 一方で1カ月止めても3千円とあって、月極駐車場代わりに利用する事例が増えてきた。高級車を常駐させ、乗りたいときは軽自動車で来て乗り換えるケースもあるという。

 満車日は開業1年目は数日だったが、昨年は48日に上った。今年はさらに上回るペースで、駐車できなかった鉄道利用者から市へ苦情の電話も来た。このため民間とのバランスを考えながら料金設定を見直した。

 改正後は無料時間を30分以内に短縮。博多までの通勤客やサガン鳥栖観戦利用などに配慮し、30分を超え12時間以内は100円に据え置く。12時間を超えると1日300円で、月額で9千円になり、目的外利用はなくなると見込む。

 橋本康志市長は「鉄道利用者がいつでも止められるようにしたい。値上げで駐車場経営に民間から参入しやすくなる効果も見込んでいる」と話す。

最終更新:8/26(金) 11:57

佐賀新聞