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大同特殊鋼子会社の磁石製造販売2社が合併

鉄鋼新聞 8/26(金) 18:49配信

 大同特殊鋼(社長・石黒武氏)は、同社の連結子会社で磁石製品の製造・販売を手掛けるダイドー電子(本社・岐阜県中津川市、社長・稲垣佳夫氏)とインターメタリックス・ジャパン(本社・岐阜県中津川市、社長・野田俊治氏)を、来年1月1日付で合併することを26日開催の取締役会で決め、同日発表した。ダイドー電子を存続会社とする吸収合併。

 両社の商品アイテムを一元化することで、より幅広い顧客ニーズへの対応力を高めるとともに、両社の持つノウハウを結集することで製造・加工プロセスの最適化、経営の効率化によるコスト削減、納期短縮などを推進する。
 ダイドー電子は、1990年に大同特殊鋼から分社する形で設立。ネオジムボンド磁石、ネオジム熱間加工磁石、SmFeNボンド磁石などを製造・販売する。
 海外子会社としてタイ・アユタヤ、中国の深せんおよび蘇州に製造・販売拠点を展開している。
 最近では、本田技研工業と共同で重希土類(ジスプロシウム、テルビウムなど)を一切使わずに高耐熱性と高磁力を保持できる新磁石を開発し、新型ハイブリッド車(HV)の駆動モーターへの適用が決まっている。
 また、インターメタリックス・ジャパンは、高性能のネオジム焼結磁石の製造・販売会社として2012年に設立。15年に大同特殊鋼が完全子会社化した。
 合併により、車載、FA、家電等の幅広い顧客ニーズに対し、豊富な品ぞろえでトータルソリューションを提供するとともに、営業・技術の強化によるコスト削減、海外子会社などを活用した最適地での製品供給が可能になる。
 今後大幅な需要増が見込まれる高機能磁石で、新製品開発および供給量拡大を図る。
 今後、10月下旬の両社の取締役会決議を経て、合併契約を締結。12月16日に予定している両社の合併承認臨時株主総会を経て合併する。インターメタリックス・ジャパンは解散する。新株の交付などは行わない無対価による合併方式とする。また、合併後の代表者は変更の有無を含め未定。

最終更新:8/26(金) 18:49

鉄鋼新聞