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大船署員を懲戒免職 調書に虚偽記載で県警

カナロコ by 神奈川新聞 8月26日(金)6時15分配信

 大麻取締法違反事件の捜査で調書に虚偽の内容を書き込んだなどとして、証拠隠滅と地方公務員法違反の疑いで今月書類送検された大船署刑事課の男性巡査部長(45)について、県警は25日、懲戒免職処分にした。

 監察官室によると、巡査部長は昨年10月、20代の無職の男=横浜地裁で公判中=が大麻を所持していたのを目撃したとする人物から事情を聴き、調書を作成。その際、「自宅前に止めた車両内で大麻を持っているのを見た」という証言とは別に、「男の自宅内でも大麻を見た」と、虚偽の内容を記載した。

 また、この目撃者に今年5月、家宅捜索の日程などの捜査情報を漏らしたという。

 車両内からは大麻が見つかり、県警は昨年11月、大麻取締法違反容疑で男を現行犯逮捕。自宅からは見つからなかった。調べに対し、巡査部長は「男の関係先の捜索令状を確実に取りたかった」と話しているという。

 同室の花家憲也室長は「警察捜査に対する信頼を損なう行為。今後も業務管理を徹底し、信頼回復に努めたい」とコメントした。

最終更新:8月26日(金)6時20分

カナロコ by 神奈川新聞