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熊野の森題材に美術イベント

紀伊民報 8月26日(金)16時33分配信

 NPO和歌山芸術文化支援協会(和歌山市)が、県の紀の国森づくり基金活用事業として実施するイベント「森のちから9 森・HIKARI・海」が9月10~25日、串本町潮岬の潮岬青少年の家を拠点に開かれる。写真家で東京芸術大学先端芸術表現科教授の佐藤時啓さんを迎え「森から海へ」をテーマに、アートプロジェクトを展開する。

 佐藤さんは山形県酒田市生まれ。自作の彫刻の周りをペンライトでなぞりながら移動して撮影した作品を出発点に、写真やカメラを用いた作品を多数発表。風景の中をペンライトや手鏡を持って移動し、その様子を大型カメラで長時間露光撮影する「光―呼吸」シリーズは、不思議な光に満たされた作品。期間中、潮岬青少年の家のキャンプサイトで公開制作をする。時間は午前10時~午後3時の予定。

 地域交流アート・ワークショップも実施する。9月中旬には、同町有田の串本西小学校児童と行う予定。22日は同町田並の田並劇場、25日は潮岬青少年の家で、いずれも午前10時~正午、子どもや住民を対象に実施する。それぞれ、参加費100円で当日定員20人を受け付ける。気象状況などにより、時間や場所を変更する場合がある。

 公開展示オープニングイベントとして、24日午後3時半から、田並劇場でアーティストトーク「森を語る3」がある。佐藤さんと、2007年度「森のちから」の招聘(しょうへい)作家で、滞在制作をきっかけに東京都から串本町へ移住した現代美術家の林憲昭さん(串本町田並上)が話す。林さんは14年度も「森のちから」で作品を制作した。5時からは交流パーティーもある。

最終更新:8月26日(金)16時33分

紀伊民報