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県立大の学生が子ヒツジ毛刈り 白山・木滑

北國新聞社 8月26日(金)2時42分配信

 白山麓の耕作放棄地を有効活用し、石川県産ラム肉(子ヒツジ肉)の生産・流通を目指す県立大の学生らが25日、白山市木滑の放牧地で、生後6カ月の子ヒツジ全5頭の毛刈り作業を行った。地域住民が見守る中、学生ら約10人がバリカンやはさみを使用し、1頭ずつ伸びきった毛を丁寧に刈り上げた。

 子ヒツジの放牧は、石田元彦教授が主宰する学生任意参加の研究ゼミ「ヒツジ」が担当し、2014年から行われている。秋口に毛を刈ると、子ヒツジが太りやすくなるとされ、飼育3年目の今年、初めて毛刈りが行われた。

 この日刈り取った毛は約4キロとなった。羊毛は地元住民の協力を得ながら洗浄、染色した後、羊毛フェルトに加工、現地の直売所で販売する。

 子ヒツジは11月上旬まで飼育した後、食肉にし、同大の畜舎で育てたラム肉と味や肉質などを比較する。石田教授は将来的に県内各地の耕作放棄地に子ヒツジの飼育を広めたい考えで、「飼育中の子ヒツジはかわいらしく、観光資源にもなり得る。ラム肉の生産・流通を軌道に乗せたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:8月26日(金)2時42分

北國新聞社