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欧州株:4日ぶり下落、独経済指標を嫌気-FRB議長講演に注目

Bloomberg 8月26日(金)1時54分配信

25日の欧州株式相場は4営業日ぶりに下落し、指標のストックス欧州600指数は3週間ぶりの下げ幅となった。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を翌日に控え、失望する内容だっだドイツ経済指標で世界景気をめぐる根強い懸念が浮き彫りとなった。

ストックス600指数は前日比0.8%安の342.02で終了。業種別19指数全てが下落した。ドイツのDAX指数は0.9%安と、西欧の主要株価指数の中で大きく下げた。Ifo経済研究所がこの日発表した8月の独企業景況感指数は予想に反して低下した。スイスのSMI指数は製薬株が売られ0.7%安。イタリアのFTSE・MIB指数は1.1%下落。銀行株が再び下げに転じた。

バンクハウス・ランプ(デュッセルドルフ)のストラテジスト、ラルフ・ツィマーマン氏は、「Ifoがこの日の相場に影響を及ぼしたが、注目はイエレン議長の講演だ」とし、「投資家らは議長講演を前に余り積極的にポジションをとらないだろう」と語った。

業種別指標では自動車株の下げが目立った。ユーロが5日ぶりに上昇し、輸出を割高にしたためだ。鉄鉱石相場の下落を受けて、スイスのグレンコアと英アングロ・アメリカンを中心に鉱業株も売られた。個別銘柄では子供向け人気アニメ「ペッパピッグ」などを手掛ける映画・テレビ番組制作会社、エンターテインメント・ワンが14%安の急落。英ITVが10億ポンド規模の買収提案を撤回したことが嫌気された。

原題:Europe Stocks Snap Three-Day Winning Streak as All Await Yellen(抜粋)

Aleksandra Gjorgievska, Alan Soughley

最終更新:8月26日(金)1時54分

Bloomberg