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中国、再び改革に軸足移す-金融緩和の限界浮き彫りで

Bloomberg 8月26日(金)14時52分配信

中国が再び改革モードに入った。

中国は今週、国有企業が抱える過剰生産能力の解消を加速させる計画を発表。これまで認めていなかったセクターへの投資容認で民間・海外投資家に公平な機会を提供し、待たれて久しい財政見直しに向けた次なるステップを講じる方針も示した。

財政による支援と緩和的な金融環境づくりで経済を安定させた中国の指導部は、長期的な成長の展望にとって鍵となる改革への取り組みを再開したようだ。来月4、5日に杭州で開く20カ国・地域(G20)首脳会議を前に改革姿勢を相次いで打ち出すことで、構造改革を求める米国などの国々や国際通貨基金(IMF)を含む国際機関に改革の進展ぶりを示すことができる。

みずほセキュリティーズアジアのアジア担当チーフエコノミスト、沈建光氏(香港在勤)は「改革の実行ペースが予想より遅かった」と指摘。「中国当局は今では改革を再び加速させることを望んでいる。金融緩和の景気浮揚効果が小さくなっていることが分かり、当局は改革を前進させていく以外に解決策はないと気付いた」と説明した。

中国人民銀行は最近、コミュニケーションを強化し、利下げや預金準備率引き下げなどの本格的な措置ではなく、流動性供給手段を継続的に活用することを示唆している。企業が現金を抱え込み投資には消極的になっているため、追加緩和は景気回復を促さずに金融リスクを高めるだけとなる恐れがある。

原題:China Puts Reform Back on Table as Monetary Easing Shows Limits(抜粋)

Yinan Zhao, Miao Han

最終更新:8月26日(金)14時52分

Bloomberg

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