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不動産投資家適性度チェック! 成功する人と失敗する人の差って何?

ZUU online 8月27日(土)6時10分配信

「投資」は損害を被るリスクと直面しながら、その時々の判断を的確に下していく必要があります。常にリスクや損益といったストレスと直面しつつも冷静に判断を下すには、ふさわしいマインドセットが必要だともいわれます。

では不動産投資家にも、そのようなマインドセットは必要なのでしょうか。ここでは、不動産投資に「向いていない」人の特徴をいくつかピックアップしながら、成功するために求められる適性を考えてみたいと思います。

■自分の手を動かしたくない人

不動産投資といえば「不労所得」の代表格でもあります。そのため、何もせずに人に家を貸しているだけで、寝ていても勝手に収入が入ってくるもの、と勘違いしている人もいます。

確かに、物件が常に満室稼働ならば、その通りかもしれません。しかしそのためには、部屋を探し、不動産業者と付き合い、競売物件を購入したいならば裁判所にも出向き、煩雑な事務手続きも必要なのです。仮に物件を購入できても、そのまま人に貸せる状態であることは非常に少なく、リフォームやリノベーションを行うことになるでしょう。

とにかく満室にするまでは多大な努力が必要ですし、満室を維持するためにも創意工夫をしなければいけません。特にリフォームは数百万円の費用が掛かるものもあり、その出費は利回りにも大きく影響してきます。

たくさんの物件を所有している人も、余裕資金でただ買い続けているのではありません。少しでも自分の手でリフォームを行い、利回りを改善することで次々に物件を購入できているのです。資金のないサラリーマン投資家などが複数物件を買いたいと思うなら、格安な築古物件を購入し、自分の手でリフォームするくらいの手間と技術が必要でしょう。

不労所得を「何もしなくてもよい」と勘違いして自分の手を動かすことを考えない人は、失敗の可能性が高いといえます。

■目先の細かい出費を惜しむ人

不動産投資を行うには、多大なお金が必要です。その軍資金を捻出するためには、コツコツ無駄遣いを省いていかなくてはいけないと考える人もいます。

しかし、不動産投資で最も重要なものといえば、物件や市場の情報です。情報を得るための支出、不動産業者や投資仲間との交流のための出費などをためらっていては、情報も得られず次第に孤立していってしまいます。不動産投資はリターンも大きいので、細かな出費は投資が軌道に乗ればすぐに取り返せるものです。

多少の情報費や交際費を節約したがるような人は、大きな成功は得られません。得られるものと失うものの大きさをしっかりと理解しましょう。

■「損切り」ができない人

不動産の価格は、株や為替相場のように大きく変動するようなものではありません。比較的じっくり考えながら物件の売買を決定できますが、それ故に、利益を生み出さず損益を発生させてしまっている物件を、ずっと所有し続ける人もいます。

せっかく一棟アパートを購入したのにまったく満室になる気配がない、しかし、高利率のローンを支払い続けているという時に、もし今後もターゲットとする住民層が増えないと予測されたら、すっぱりと諦めて売却する決断力も必要です。

不良物件を「いつか人が入るはず」と持ち続けていても持ち出しが増えるだけで、キャッシュフローが大幅に悪化します。それだけではなく、融資を受けることも難しくなってしまい、次の物件の購入が非常に困難になるでしょう。不動産投資においても、株やFXのように時には「損切り」をする決断力が必要なのです。

■人付き合いが嫌いな人

「会社で働きたくないから、脱サラをして不動産投資で食べていく」そのような目標を持って不動産投資に臨む人もいます。確かに、不動産投資で食べていけるようになれば、サラリーマンではなかなか得られない収入を目指すことも不可能ではありませんし、煩わしい上司に毎日小言を言われることもなく、自分の好きなように働くことができます。

しかし、だからといって「不動産投資は人間関係で悩む必要がない」というわけではありません。大家になれば、時に住民とのトラブルが発生し、住民同士の人間関係の調整に悩むこともあります。またマンションの1室しか持っていないような状況では、近隣住民との関係に煩わされることや、マンションの自治会に参加しなくてはいけないこともあります。不動産会社との良好な関係構築も、よい物件の購入には不可欠です。さらに、修繕を行う工務店や大工さん、リフォーム業者など、オーナーは多くの人間との付き合いができた方が、不動産投資での成功の確率も高まるでしょう。

不動産投資は、決して一朝一夕でできるものではありません。大半の成功者は、コツコツとした努力の結果として成功を勝ち得ているのです。上述の通り「楽がしたい」「人付き合いが嫌」という考えのままで、不動産投資に乗り出してみても、成功はおぼつかないでしょう。資産運用はより大きな責任も背負うことになる点を自覚して、真摯に不動産投資に取り組みましょう。(提供:不動産投資ジャーナル)

最終更新:8月27日(土)6時10分

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