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巨人・内海が大乱調で心配される急失速

東スポWeb 8月27日(土)16時43分配信

 巨人は燃え尽きてしまったのか――。26日のDeNA戦(横浜)は、先発・内海哲也(34)が1回8安打6失点KOの大乱調。2番手以降も勢いを止められず、5―11で敗れ、3連敗となった。首位広島とはついに10差まで開き、逆転Vを信じて戦ってきたナインは目標を見失ってぼうぜん。3位のDeNAとはまだ6・5差あるものの、反動からの急失速が心配になってきた。

 試合をぶち壊したのは内海だった。幸運だったのは、初回一死一、二塁で筒香がど真ん中直球を打ち損じ、三飛に仕留めた場面まで。続く宮崎から怒とうの6連打を許し、打者一巡の集中砲火を食らって瞬く間に6失点。このビハインドはさすがに大きすぎた。

 阿部の2打席連続弾で一時は4点差に迫り、6回には本塁打が出れば同点という一死満塁の好機をつかんだが、反撃はここまで。村田、ギャレットが倒れて無得点に終わると、リリーフ陣が追加点を許して勝負は決した。

 ぶざまな敗戦に、由伸監督も「打たれすぎ、点を取られすぎ。(先発が崩れると)何もできなくなってしまいますね」とムッツリ。敗戦の原因が内海の乱調にあるのは疑いないが、その後に5点を許したリリーフ陣も問題だ。打線も4本塁打を放ったが、集中力を欠いた。初回無死一塁で橋本到が犠打を失敗。投併殺打で流れを手放すと、最後まで「線」にはならなかった。

 ただ、酷な面もある。広島戦ではショッキングな2戦連続逆転負けでマジック点灯を許し、逆転Vは絶望的になった。実際、ある選手は「気を張ってやってきた疲れが、ドッときている」と漏らしていた。

 ほんの数日前までフルスロットルのプレーを続けてきただけに、奇跡の実現が厳しくなったショックは相当だ。ポジティブな空気も一変。首脳陣の間からは「2位は安泰だと思ったら危ないよ。これから日程もきつくなるし、大連敗する可能性だって十分あるんだから」と急に後ろ向きな声も聞こえ始めた。

 3位争いが白熱していることから、最下位の中日を除いた下位球団のモチベーションは高まっている。巨人がこの精神状態では…。尻に火が付く前に、もう一度ハートを奮い立たすことはできるのだろうか。

最終更新:8月27日(土)16時43分

東スポWeb

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