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SKE柴田阿弥 後輩にメッセージ「努力した子が報われる」

東スポWeb 8月27日(土)19時0分配信

【卒業直前インタビュー後編】26日の卒業感謝祭を無事に終え、アイドル・柴田阿弥(23)のグランドフィナーレがいよいよ近づいてきた。6年間過ごしてきたSKE48への思いや後輩メンバーへのメッセージ、そして新たなステージに向けての夢と決意。逆境をすべてプラスに変えてきた“下克上アイドル”が、31日の卒業を前に思いの全てを語り尽くした。

 2013年のAKB48選抜総選挙での速報8位から始まった柴田の快進撃はさらに加速度を増し、14年の選抜総選挙では15位にランクイン。ついにAKBでも選抜メンバーとなり、トップアイドルの仲間入りを果たした。

 柴田「2013年の総選挙で17位になった時から“来年は選抜に入ろう”と決めてました。1年間、そこを目標に定めてやってきたのでかなえられてよかったです。私がテレビで見ていたAKBの人たちと一緒に歌うのは不思議だったし、こんな人生になるとは思わなかったということの連続。選抜の衣装は豪華ですごく違う。毎日がキラキラしていて、たくさん失敗もしたけど楽しかった。この年ぐらいから結構若い方にも声を掛けてもらえるようになったんです。SKEのファンの方はあまり若い方がいないので(笑い)」

 AKBの選抜メンバーになったことで単独で露出する機会も一気に増加。単独でのテレビ番組への出演やラジオのレギュラーなど仕事の幅も広がっていった。そんな中で次第に芽生えていったのが、アイドルとは別の新たな夢への挑戦だった。

 柴田「総選挙で選抜になった後の冬には卒業を考えるようになって、22歳の誕生日(15年4月1日)には決めてました。バラエティー番組やラジオに出て“私はこういうことがしたかったんだな”と初めて気づけたんです。タレントになりたいんだなって。おしゃべりの仕事がしたい。そしたらどんどんそっちに進みたくなってきて。でもアイドルもちゃんと突き詰めて、自分の中で完結させて辞めようと決めてました」

 柴田は15年のAKB選抜総選挙でも15位にランクインし、2年連続で選抜入りを果たした。SKE内でも松井珠理奈、須田亜香里に次ぐ人気メンバーとしての地位を確立。「SKEでやり残したことはありません。最初は大変でしたけど、トータルで見たら本当にありがたい6年でした」。

 自分を育ててくれたグループに対して感謝の気持ちでいっぱいだという。

 柴田「私は高校時代、部活とかやっていなくて、何も考えずのらりくらりと生きてきました。普通に(エスカレーターで)大学に進学して、適当に就職して、25歳までに結婚して、子供を私立の学校に入れる。そんな人生が見えていた。でも何も考えてなくて夢もなかったのに、SKEに入ってから“こんなに私、頑張れるんだ”とわかったんです。私の芸能界への入り口はここ(SKE)。本当に入ってよかったと思ってるし、(2年後の)10周年に向けてこれからも頑張ってほしいです」

 26日に行われた卒業感謝祭は柴田が参加メンバーを決めた。同期のメンバーと共に柴田が選んだのは研究生たち。普段のコンサートでは一番後ろで踊るだけで、出番も限られている若手に少しでもチャンスを与えたいという思いからだった。「これからのSKEを担うのは若い子たちですから」。6年間恋愛禁止を守り、誰よりもファンを大切にしてきた柴田は後輩メンバーに厳しくも愛のあるメッセージを送った。

 柴田「やっぱりスキャンダルには気をつけて活動してほしいです。SKEの仕事は楽しそうに見えるし、楽しいこともあるけど、どこまでいっても仕事だということを忘れないでほしい。学生の子は遊びたいなと思うこともあるかもしれないけど、SKEや48グループは努力した子が報われるところだと思うから、若い子は頑張ってもらいたいです」

 31日にSKE劇場で行われる卒業公演で6年間のアイドル人生にピリオドを打つ柴田は、今後はタレントして活動する予定。23年間過ごしてきた名古屋を離れ、東京に出て勝負する。

 柴田「タレント志望なのでキャスターやリポーターのお仕事をしたいし、おしゃべりのお仕事がたくさんできるようになりたいです。お昼の情報番組に出るのが夢。以前、東海テレビさんの番組で温泉レポートをやったんですけど、チャンスがあれば、そういったお仕事もまたしたい。私はもともと結婚願望がなくて。アイドルを辞めても(恋愛は)しばらくは絶対にないです。今は働きたいし、次のお仕事の方が楽しみ。もちろん最初からうまくいくとは全然思ってないですし、険しい道であるのはわかってます。でもSKEにいたからどこにいても頑張れるようになった。今はワクワクしています」

最終更新:8月28日(日)15時23分

東スポWeb