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住宅メーカー選びの意外なポイント。住生活研究所とは?

エコノミックニュース 8/27(土) 20:22配信

 近年、若い世代を中心に賃貸志向が増えているといわれているが、それでも未だに一戸建てに憧れる人は多い。住宅は人生の大半の時間を過ごす場所だ。借り物の住まいでは満足できないし、こだわりたいのは当然だ。

 家は一生に一度の買い物。多くの場合、何十年もの住宅ローンを組んで購入する。失敗はやはり避けたいので、物件選びや業者選びはできるだけ慎重に行いたいものだ。とはいえ、初めて購入する際や、初めてリフォームする時は、何を指針にすれば良いのか分からない。一生に一度だから、経験値が少なすぎて、結局、価格や間取りだけで判断してしまうケースも珍しくないだろう。住宅メーカーも、自分の夢や理想を実現してくれる住宅会社選ぶのは難しい。

 そんな時は、各住宅メーカーが運営している「研究施設」に注目してみるのはどうだろう。大手のハウスメーカーはもちろん、中小の住宅会社でも独自に研究所を立ち上げ、そのメーカーの目指す住宅を実現するためのさまざまな調査や研究を行っており、その様子などは各社のホームページなどでも確認することができる。

 例えば、昭和50年に二世帯住宅を発売して以来、二世帯住宅のパイオニアとして知られる旭化成ホームズでは、1979年に二世帯住宅研究会を設立、翌80年に二世帯住宅研究所に改組し、以来35年以上にわたって二世帯住宅のプランの分析や実態調査を行っている。

 また、積水ハウスでも独自の建築技術の研究開発や、生活ソフトの研究開発を行う総合住宅研究所を1990年に立ち上げた他、同施設内に、手で触れたり、からだで感じとるなど五感で住環境が体験できる「納得工房」と「関西住まいの夢工場」の体験型施設を設置している。

 大手メーカーだけでなく、中堅のアキュラホームでも創業35周年となる2014年に「アキュラホーム住生活研究所」を設立し、住む人が豊かさを感じながら、住み継ぐことができる家を目指し、様々な分野の専門家とともに、住まいの基礎研究や長期的視野に立った開発に取り組んでいる。中でも、「住みごこち」「住みごたえ」「住みこなし」の3つの観点から、ユーザー視点での多様な住まいの価値を分析する「3住み研究会」は、同研究所及び同社の肝ともいえる取り組みで、視察やコンテストの他、一年間の研究成果をシンポジウムで発表するなど、積極的な活動を行っている。

 住宅メーカーの研究施設を見ると、価格やブランド、間取りだけでは読み取れない、それぞれの家づくりへの姿勢が見えてくる。自分のライフスタイルを照らし合わせれば、自ずと適した住宅会社が見えてくるのではないだろうか。住宅購入を検討する際には、ぜひ比較してもらいたいポイントの一つだ。(編集担当:藤原伊織)

Economic News

最終更新:8/29(月) 9:25

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北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。