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<JA横領>被害額1億5千万円に 職員自殺の可能性 顧客12人の通帳など偽造

千葉日報オンライン 8/27(土) 9:55配信

 JAちばみどり(千葉県旭市、間渕誠一組合長)の職員だった50代の男性が顧客の金を横領したとされる問題で、同JAは26日、記者会見を開き、同日時点の調査で判明している横領額が計1億4800万円に上ると明らかにした。同JAは同日、理事会を開き、刑事・民事両面から法的手段の行使を検討するため弁護士に委任することを決めた。

 男性は同JA営農センター飯岡のセンター長だった今月2日、上司に「顧客の金を着服した」と認め、同日中に自宅敷地で死亡した状態で見つかった。自殺したとみられる。

 同JAによると、男性の自宅から偽造された貯金証書や貯金通帳が見つかり、調べたところ、12人から計1億4800万円を横領していたとみられることが26日までに判明した。

 12人はいずれも飯岡支店で取引していた顧客。被害者への対応について同JAは「ご迷惑のかからないよう、真摯(しんし)に対応していきたい」とした。

 同JAは男性への法的手段を検討する一方、告訴や損害賠償請求といった手段については「弁護士と相談し決定したい」とした。ただ、「(男性の)遺族への請求はさせていただく形になるかと思う」とした。

 男性は発覚当時、渉外担当ではなかったが、長期間にわたり同じエリアで勤務しており「顧客が当事者(男性)を信頼し任せていた」(同JA)という。同組合は再発防止のため今後、同一拠点・エリアでの長期勤務や、現金集金の在り方を検討するとした。

 間渕組合長は「多くの方々に多大なご迷惑とご心配をお掛けし、心よりおわび申し上げる。今後は役職員の意識改革と再発防止策を徹底し、一日も早い信頼回復に向けて取り組みたい」とコメントした。

最終更新:8/27(土) 10:13

千葉日報オンライン

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