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目指せ五輪選手、岡山で卓球ブーム リオの活躍受け遊技施設にぎわう

山陽新聞デジタル 8月27日(土)8時10分配信

 リオデジャネイロ五輪(現地時間5~21日)で団体、個人ともメダルを獲得した日本代表の活躍を受け、岡山県内で卓球を楽しむ人たちが増えている。卓球場がある遊技施設は家族連れらでにぎわい、順番待ちとなるケースも。競技関係者は「ブームを追い風に県内の競技レベルを上げ、岡山から五輪選手誕生という夢を実現できれば」と期待している。

 卓球台14台を置くボウリング場「ヤングボウル」(岡山市北区中仙道)。25日昼すぎ、家族連れら20人近くがゲームを楽しんでいた。同市内の小学6年の女子(12)は、リオ五輪女子団体で銅メダルを獲得した福原愛選手のサーブをまね「愛ちゃんのようにうまくいかないけど、五輪選手になった気分で楽しい」と話した。

 同施設によると、男子シングルスで水谷隼選手が銅メダルに輝いた11日(現地時間)の直後で、お盆と重なった13日ごろから利用者が増加。平日は普段の約2倍、休日は約4倍に上り、順番待ちが10組に達する日もある。「電話の問い合わせも殺到している。いっときのブームで終わらず、卓球人気が定着してほしい」と営業責任者の樋口俊介さん(39)。

 同清心町のボウリング場「フェアレーン岡山」も五輪開幕に合わせて今月上旬、卓球台を12台から16台に増やした。8月の卓球部門の売り上げは、前年同月の1・6倍のペースで推移しているという。宇野港ボウル(玉野市宇野)も「週末の利用者が2倍近く増え、家族連れが目立つ」と説明する。

 県卓球協会の河本充昭理事長は「日本人選手の活躍を見て、県内の選手も刺激を受けている。競技レベルを底上げするきっかけにしたい。同時に、競技人口の裾野を広げられるよう大会や教室を積極的に開きたい」と話す。

最終更新:8月27日(土)8時10分

山陽新聞デジタル