ここから本文です

3000安打達成ユニホームににじみ出る「イチローの流儀」…野球殿堂博物館で一般公開

スポーツ報知 8月27日(土)12時20分配信

■NY州クーパーズタウン

 マーリンズのイチロー外野手(42)がメジャー通算3000本安打を達成した際のユニホームなどが米国ニューヨーク州クーパーズタウンにある野球殿堂博物館に寄贈され、16日から一般公開が始まったので早速行ってきた。(メジャー通信員・一村順子)

【写真】野球殿堂博物館に展示されている福本豊氏のスパイク

 入り口の掲示板には、今年殿堂入りしたマイク・ピアザ、ケン・グリフィー両氏と共にイチローの展示が紹介され、同博物館が“新しい目玉”としていることが伺える。お目当てのコーナーは2階展示物の最後の一角。『Today’s Game』として、偉業達成のビデオが流れている。数週間前にコロラド州デンバーで実際に取材し、目にした瞬間が蘇り、何度も見入ってしまった。『Welcome to the Club』と史上30人しかいない3000本クラブ入りを果たしたイチローについて、「この先も出来る限り長くプレーし続けるつもりでいる」と説明書きが添えられている。

■美しい佇まい

 手袋の内側にある汚れにリアリティを感じたが、ユニホームやスパイクには美しい佇まい。イチローがバットを大事に扱い、試合後入念にグラブを磨くのは有名な話だが、実はユニホームの手入れも半端ない。メジャーのユニホームは、大型洗濯機に入れられ乾燥機にかけられるため、名前やワッペンの刺繍糸がほころぶ。イチローは遠征先にも“マイはさみ”を持参。毛羽立った糸を丁寧にカットしている姿を何度も見た。立ち居振る舞いが美しいと形容されるイチローは、野球にまつわる全ての物を美しく保つために、常に神経を研ぎ澄ましているようにみえる。展示場のユニホームも、もちろん、美しく鎮座していた。

■グッズ30アイテム以上

 全館を廻ってイチロー関連グッズの多さに驚いた。10年連続200本安打、日米通算4000安打、ピート・ローズ超えなど節目の記念グッズがあちこちに。改めて、イチローが向き合ってきた記録の多さを実感した。実際に取材で立ち会ったもの、そうでないもの、あれこれと記憶を辿っていたら、あっという間に時間が過ぎた。アイドルソン館長は「イチロー関連グッズは30アイテムを超えている。彼ほど協力的な選手はいない」と語る。シーズンオフになって過去6度も当地を訪れているイチローは、「いずれ僕が死んだら、全部殿堂に寄付するつもり」だという。それほどにクーパーズタウンの存在意義を高く評価している。

1/2ページ

最終更新:8月28日(日)17時50分

スポーツ報知

スポーツナビ 野球情報

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]