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【侍ジャパン壮行試合】甲子園優勝の今井が大学生ねじ伏せる快投 ドラ1候補も脱帽「威力が違う」

Full-Count 8月27日(土)22時38分配信

最速151キロで4連続含む5奪三振、空振り三振の京田「かわいい顔しているんですけど…笑」

 30日に開幕する第11回U-18アジア選手権を前に、高校日本代表と大学日本代表が27日、壮行試合(QVCマリン)を行った。結果は、大学代表が“兄貴分”の意地を見せ、高校代表に5-0で完封勝ち。だが、そんな大学代表でも歯が立たなかったのが、今夏甲子園の優勝投手、作新学院のエース今井達也だった。

 2万590人の観衆から大きな拍手と声援が沸く中、7人目として8回のマウンドに立つと、先頭・北村(亜細亜大)への初球ストライクが、いきなり150キロを記録した。2球目はファウルされたが、やはり150キロ。最後はカウント1-2から5球目151キロの外角速球で見逃し三振。打席の北村は微動だにしなかった。

 ここから圧巻の奪三振ショーが始まる。続く森川(法政大)を5球で見逃し三振、楠本(東北福祉大)を4球で空振り三振。マウンドに戻った9回は、今秋のドラフト1位候補と言われる京田(日本大)を4球で空振り三振に斬るなど、2イニングを投げて4者連続三振を含む5奪三振を飾った。

 試合後、この対戦を振り返った京田は「(甲子園で)優勝するだけのピッチャーですね。球が速いだけじゃなくて、配球をしっかり考えている」と、今井の完成度の高さに驚きの声を上げた。最速151キロに達した速球は「(キレが)すごいですね。威力が違う。大学生でもなかなかいない。強いて言うなら、日米大学野球で対戦したホートンみたい」と、全米大学代表で来日したアメリカのドラフト1位候補の名前を引き合いに絶賛。「(マウンドでは)堂々していました。近くで見ると、かわいい顔しているんですけど」と笑いながら、完敗を認めた。

スピード以上に空振りや三振にこだわり「空振りが取れる真っ直ぐを投げたい」

 今井自身、スピードへのこだわりは「そこまではない」という。「ただ、自分の武器でもあるので、空振りが取れる真っ直ぐを投げたいと思っています。三振はチームを勢いづけられるので、取りたいところで取れるようにしたい」と、スピード以上に速球で奪う空振りや三振へのこだわりをうかがわせた。この日の収穫は「右打者の外角に速球を投げ切れたこと」。甲子園決勝での熱戦を終えてからまだ日が浅いが、「日本一の投手としてチームの力になれるように。勝って兜の緒を締めよ、ではないけど、ダラダラした姿は見せられない」と、3日前にはブルペンで約50球を投げ、この日も2回を投げきった。

 U-18アジア選手権で目指すは、もちろん優勝。来年に開催されるワールドカップへの出場権を手に入れるには3位以内が必須だ。勝利のためには、この日の壮行試合のように先発ではなく、ゲーム終盤で起用される可能性もある。「どこで投げるとはまだ聞いてません。自分ではできるだけ長いイニングを投げて、チームが勝てるように貢献したい。連戦でも投げきれるようにしたいです」と意気込んだ右腕。藤平(横浜)、寺島(履正社)、高橋(花咲徳栄)の「高校BIG3」に名を連ねはしなかったが、その存在感は日に日に大きさを増している。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:8月27日(土)22時45分

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